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倉敷駅立体交差費用対効果

私が注目している公共事業の予定として倉敷駅の高架化があります。これについて山陽新聞で先日記事がありました。

倉敷駅立体交差 コスト減3案試算 県が公表、費用対効果「1」超(山陽新聞 2018年02月21日 13時12分 更新)

岡山県は21日、JR倉敷駅付近の連続立体交差(鉄道高架化)事業について、コスト縮減3案の費用対効果の試算結果を明らかにした。高架区間の短縮などにより、3案とも投資額に見合う効果が期待できる「1」を上回った。ただ、試算額は流動的要素を加味しているため、県は地元倉敷市とも協議しながら事業効果をさらに精査する方針で、事業化の可否の判断にはなお時間がかかりそうだ。

倉敷駅の近くの踏み切りで待たされることの多い私にとっては早く工事を開始してほしいのですが、まだ時間がかかるようです。

倉敷駅の近くの踏み切りはこちら↓(2018年現在)。

この踏切が渋滞の原因になっているので早く何とかしてほしいのです。

ところで、鉄道駅高架化の費用対効果の評価方法が気になりました。

ネット検索をしてみると、色々ありました。難しい資料が多いですが、次の国土交通省による資料がそこそこ分かりやすい気がします。

平成26年3月 連続立体交差事業の整備効果にかかる参考資料集

資料の中の図を拝借します↓。高架化することで多くの効果があるようです。

資料内容から高架化の効果を羅列すると次の通りです。

A.直接効果

1)鉄道横断等に関する効果

①移動経路の変化による時間短縮
②歩行快適性の向上
③踏切横断安全性の向上等

2)環境・景観に関する効果

①CO2 等の削減
②騒音の削減
③景観の向上

3)高架下利用に関する効果

①高架下空間の創出
②高架下への施設等導入による価値向上

B.間接効果

1)市街地の発展・まちづくりに関する効果

①土地利用・市街地構造の変化
②市街地分断の解消

2)安全な市街地の形成に関する効果

①避難迂回の解消
②新規避難路の整備
③延焼遮断
④緊急車両のアクセシビリティ向上

3)他事業との関連

関連事業の誘発

4)その他

①鉄道事業者への効果
②商業活動等への効果
③市民満足度等への効果

羅列してみると高架化の効果はとにかくたくさんあることが分かります。多くの要素がからんでくるので費用対効果の試算結果はいくらでも恣意的に操作できるように思いますがいかがでしょうか。

上の山陽新聞の記事内容を受けて、事業主体の岡山県の知事は議会で答弁したようです。

倉敷駅高架事業「引き続き検討」 費用対効果試算結果で知事答弁(山陽新聞 2018年02月27日 21時56分 更新)

はJR倉敷駅周辺の連続立体交差(鉄道高架化)事業で、事業主体の県が今月公表したコスト縮減3案の費用対効果の試算が、いずれも投資額に見合うとされる「1」を上回ったことに関し、伊原木知事は27日、今後の対応について「さまざまな検討を引き続き着実に進めたい」と述べた。

まだまだ時間がかかりそうです。が、「着実に進めたい」という言葉には期待したいところです。

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