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一般選挙(地方議会選挙)の競争率は2倍未満

昨日の記事の続きです。

資料集 選挙関連資料(総務省) リンク先の第18回地方選挙結果(27.4執行)より

地方議会議員選挙の競争率が低い、と思っているということでした。地域の代表者を決めることであるので、競争率はもっと高くあるべきと勝手に思っているわけです。個人的な意見ですけどね。

ところで、この地方議会議員選挙、競争率が低いと言っても地域や時期によって様々でしょう。競争率の高いところではどの程度まで上がるのかを調べてみると、こんな記事が出ました。若干古い記事ですけどね。

市議会議員選挙は「広き門」!? 高倍率3市区町村でも当選確率50%以上!(ダイヤモンドオンライン 2010.10.21)

1.21人に1人が当選」というのは全国平均の数字ですので、事情は自治体によって異なります。一般的に都市部での当選倍率は高く、地方は低めです。ちなみに前回選挙(補欠選挙を除く)で当選が難しかった自治体のベスト3は、1位・福岡県福智町(定数20・立候補39人=当選倍率1.95倍)、2位・茨城県古河市(定数30・立候補58人=当選倍率1.93倍)、3位・高知県東洋町(定数10・立候補19人=当選倍率1.90倍)でした。

全国難関ベスト3の市区町村でさえ立候補すれば当選する確率は50%以上、倍率にして1倍台なのです。大学受験や就職活動など、あなたがこれまでの人生で突破してきた数々の選考試験に比べれば、数字で見ると市議会議員になるほうがずっと”広き門”と言えます。

というわけで、2倍を超えないようです。

繰り返しになりますが、代表を決める選挙、有権者からすれば競争が激しい・選択肢が多い方がいいんじゃないかと思うのですが、いかがでしょうか。

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