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渡部昇一著「税高くして民滅び、国亡ぶ」 税法10の鉄則を紹介

私はこれまでこのブログでは幾度となく税金を下げろと述べてきました。このブログの検索欄で「税金」と入力するとたくさんの記事がヒットします。その中の一部を紹介しておきます。

さて、今回はとある本を紹介します。

税高くして民滅び、国亡ぶ (渡部昇一ベストセレクション 政治1)

私はAmazonで中古本を購入しています。

帯の文を下に紹介します。

増税国家が衰退するのは歴史の鉄則!

今の日本はもはや増税国家です。そして衰退していると言っていいでしょう。国民の意識が変わらないと亡国の危機ではないでしょうか。

今回、この本の最後の方にある「税法10の鉄則」を紹介します。

※2022年1月5日訂正 効率→高率 定率→低率

税法はいかに変わっても、つまり法令としての税法(legislation)はいかに変わっても、法則としての税法(law)は変わってはならない。その税の10則とは次のようなものである。

1 高率の税制の場合、税率と税収は関係なくなる。

2 高率の税金は有能な国民や会社を、また資本を国外に逃亡せしめ、低率の税金は豊かな人や豊かな会社を自国に招きいれる。

3 収入を増やすことにエネルギーを使うよりも節税(もしくは脱税)に頭を使ったほうが得であるような社会は衰退する。

4 国民の所得を完全に捕捉しようという考え方自体が悪である(封建時代でも名君は「四角い重箱を丸い杓子で掬う気持ちでやれ」と言った)。

5 子孫のために財産を残せない税制を持つ国家は国家の名に値しない(国家は国民の生命と財産を護ることに存在理由を持つ。たとえばいまの相続法は連続強盗や匪賊の略奪よりもはるかに甚だしい。子孫のことを考えるのが無駄だという税法は人間性をそこない、国の文化的伝承の根さえも滅ぼすものである)。

6 税率は戦争などの非常時以外は~~したがって戦争は極力避けるべきである~~国民の収入の一割であるべきである(収入の種類が多いときもそれぞれにつき一割の分離課税であるべきである)。

7 脱税はよくないが、それよりもよくないのは税金の不正な支出、あるいは不適切な支出である(自分の出すべき税金をちょろまかすのもいけないが、他人の出した税金を浪費するのはもっと悪いということ)。

8 税金は国民の自助の精神を鼓舞し、自助的配慮を促すものでなければならない(高福祉高負担の政策が耐えきれないものになっていることが証明されてきている。たとえば入院の際の差額ベッドの部屋に入るために個人は保険に入る、という国民には自助的活力が生じ、全く番人平等にされれば国民の多くはやる気を失う)。

9 極端な土地の独占を除けば(土地は生産できない)、富の再配分を考慮する税制は悪である(「富の再配分」は特定のイデオロギーであり、それを権力で実行しようとしたソ連や毛沢東の中国やベトナムやカンボジアのような国になりたいか否かは、それこそ国民投票で決める必要がある)。

10 税務職員の大幅な削減を伴わないような税制改革は、すべて悪である(ベクトルが逆であると言ってもよい)。

いかがでしょうか。

著者の渡部昇一さんの追悼動画を紹介しておきます。

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