サイトアイコン 参議院議員 浜田聡のブログ

柏市議会議員選挙の候補者の皆さんにお願いしたいこと

昨日、柏市議会議員選挙が告示されました。

https://twitter.com/satoshi_hamada/status/1685728522005053440?s=20

定数36に候補者数50ということで、新人候補にとってかなりハードルの高い戦いと思います。

今回、旧NHK党(現:政治家女子48党)の渡辺くにひろさんが立候補しております。

私は本日柏市に応援に行きました。

https://twitter.com/whiterose_riko/status/1685945586305191936?s=20

今回、この選挙に先駆けて柏市政や柏市議会について調査をしてもらいました。調査いただいた内容を拝見したところ、次のポイントを柏市議会で前に進めてほしいと思っています。

柏市の法人市民税の超過税率を廃止する。

柏市では、法人市民税が超過税率となっており、柏市議会で何もしなければこの超過税率がなくなります。

以下、今回の調査内容の一部を抜粋します。

https://twitter.com/LocaLabo/status/1685972005777289216?s=20

法人市民税法人割超過税率の廃止
また、柏市の財政は近年黒字会計となっています。その半分の25億円を財政調整基金として積立てている分、財政に余裕があると言えます。この額は市税691億円の3.6%ですので、市税を減税する余力があると言えるでしょう。

ですが柏市は法人市民税の法人税割に、超過税率を課しています。標準税率6%のところを8.4%に増税しているわけです。
下の表、赤枠をご覧ください。

赤枠は柏市の法人税率(右端)で、8.4%とあります。また、柏市東隣の印西市(緑枠)は標準税率6%のままです。
印西市と言えば、最近はAmazonやメガバンクのデータセンターとしてめざましい発展を遂げていることは千葉県民の方ならよくご存知でしょう。

https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1493702.html

成田空港から近い、地盤が強固で地震に強い、水害も起きにくい、土地が平坦など立地条件が整っていることがよく言われています。が、私はこの法人市民税の超過税率がないことも企業が印西市に来る大きな要因のひとつではないかと考えています。

法人市民税の法人税割は黒字企業(法人税を払っている)にしか課されません。ですからこの法人税割を引き下げることで、優良企業の誘致の可能性が高まると言えるのです。

さいわいライバルである隣の松戸市、流山市、我孫子市は柏市と同じく超過税率を課していますし、野田市に至っては均等割も増税していますから、ここで柏市が黒字財政で貯めた財政調整基金を使い、6%ないしはさらに減税することで、都心にも近く柏I.C.のある利便性の高い柏市が企業移転のターゲットとなる公算が大きいのです。高齢化で人口減が著しい沼南町に企業を誘致すれば南北問題の解消にも役立つのではないでしょうか。

そして企業がひとたび来てしまえばこちらのもの。法人市民税収入はおろか固定資産税収入や事業所税収入なども見込めますし、人口増加しますから逆に税収が上がる可能性があると言えるのです。

印西市の2018年の税収は197億円でしたが、2021年の税収は220億円と約11%も増収しています。今年はGoogleがデータセンターを開設したのでさらに税収は伸びると予想されます。

柏市といえば同年で680億円→690億円と約1.5%増収です。人口も印西市は柏市の1/4ですから、データセンター誘致のおかげでコロナ禍があったにも関わらず大きく発展し続けていると言えます。

また、超過税率の廃止を公約に入れるのは、以下のメリットあります。

【1】超過税率は議会案件のため、議員が反対票の意思表明が可能。
【2】超過税率条例の更新時期は決まっているため、いつ質問するか立候補段階で準備ができる。
【3】財源確保が可能であれば理論武装は可能。

(以下略)

ということで、柏市での法人市民税の超過税率が廃止されることを願っています。

https://twitter.com/satoshi_hamada/status/1686028441051635712?s=20

柏市の皆様には、渡辺くにひろさんへのご投票をよろしくお願いいたします。

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