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自民党総裁選 各候補者の政策比較 補助金の問題を知るべし!

まず、江崎道朗さんの自民党総裁選の各候補者の重要政策比較ポストを紹介します。

そして補助金の問題点の指摘に関するポストも紹介します。

これらを解説していた、ニッポンジャーナルの動画を紹介します。

動画の要約は以下の通り。

番組全体の構成

  • オープニング&本日のニュース投票(1~10の候補提示)
    → 視聴者投票は「②高市氏:太陽光など補助金の大掃除」がトップ。ニコ生は⑥(原潜)→②の順。
  • メイン①:補助金(再エネ中心)の「大掃除」論
  • メイン②:日本の原子力潜水艦(厳選)検討の是非と技術・運用論
  • メイン③:自民党総裁選5候補の政策比較(減税・再エネ・防衛費)
  • 企画・告知:大阪イベントの来場アンケート、万博パビリオン紹介(トルクメニスタン)、スポンサー告知、台湾・金門島ツアー、江崎道朗さんの講座案内
    → 無料枠終了後は有料枠で「総裁候補の政策作り・裏側」特集へ。

1) 高市氏「補助金の大掃除」—論点の整理

  • 背景ニュース:立会演説会で高市氏が「太陽光など補助金制度を大掃除し、有効なものへ絞る」と発言。釧路湿原のメガソーラー計画を例に補助金設計の歪みを指摘。
  • 江崎氏の“補助金”問題点(5点セット)
    1. 財政負担→増税圧力:出せば出すほど将来の負担増。
    2. 公平性欠如・利権化:業界団体と政治の三角関係が強化。
    3. 市場の歪み:価格シグナルを壊し、電気代の割高化を招く。
    4. 補助金依存:生産性向上より「申請と獲得」最優先に。
    5. 事務コスト肥大:膨大な手続・審査で官民の負担が増大。
  • 但し書き:補助金は“全否定”ではない。市場で成立しづらい公共財(防衛など)は例外。
  • 政治の現実:長田町では「業界に補助金=手柄」になりがち。やり始めると止めにくい。
    → 再エネは“依存症”化の典型。開始政権の責任だけでなく、継続した歴代政権も共犯的側面。
  • 評価:与党の高市氏が踏み込んだ点は勇気。多方面を敵に回す覚悟が要る。

2) 原子力潜水艦(厳選)—技術・運用・日本の実現性

  • ニュース要旨:防衛省有識者会議が「動力の選択肢を限定せず検討」。中国の外洋展開に対抗する議論が加速。
  • **通常動力(ディーゼル電気) vs 原子力(厳選)**の核心差
    • 酸素要否:通常は空気が要る→長期潜行に不利/原子力は不要→人間の限界(食料・メンタル)まで潜行可(米厳選の哨戒は70~90日が目安)。
    • 出力・速度:厳選は実効出力が桁違い→30ノット級で空母機動部隊と行動可/通常は20ノット台が限界。
    • 静粛性・サイズ:通常動力が静かで沿岸・待ち伏せ向き/厳選は大型化・遮蔽構造で騒音課題。
    • 運用適地:厳選=外洋・長期・戦略抑止(SLBM等)/通常=近海防衛・待ち伏せ最適。
  • 日本が厳選を作れるか(要素技術と産業基盤)
    • 造艦:川崎重工(神戸)・**三菱重工(神戸)**が潜水艦の実績。
    • 原子炉:**三菱重工(神戸造船所)**がPWR(加圧水型)の商用炉を担当。
    • センサー・ミサイル誘導:**三菱電機(隣接)**がシーカー等。
      船体・原子炉・電子機器の“地理的クラスター”が神戸に存在
    • 課題:潜水艦用原子炉は未経験、安全・騒音・乗員訓練・法整備・社会受容など。
    • 見通し:政治決断後10年程度で実現可能との見立て(技術確立と要員育成に時間)。
  • 結論的提案:財政が許せば**通常動力+厳選の“二本立て”**が最善。共同作戦(米豪)や戦略抑止力(海中発射)も視野に。
  • 制度面:戦える自衛隊→継戦能力→日米共同C2→インド太平洋支援まで踏み込むには、憲法(9条2項)を含む法体系の更新が不可避、との強い主張。

3) 自民党総裁選—5候補の政策比較(番組内整理)

評価軸は「①ガソリン暫定税率 ②年収の壁 ③再エネ見直し ④防衛費(“1だけでなく2~4も”)」。

  • 明確に転換(赤丸)小林高市
    • 暫定税率:廃止を明確化
    • 年収の壁:引き上げ明確化
    • 再エネ:見直し明確化
    • 防衛費:増額・本格強化に踏み込む
  • 部分的転換小泉
    • 暫定税率/年収の壁は前向き
    • 再エネは「推進寄り」
    • 防衛費は現状維持色
  • 現状維持志向茂木/林
    • 暫定税率・年収の壁は「検討」レベル
    • 再エネは現状維持
    • 防衛費も現状維持寄り
  • まとめ:負担軽減(減税・壁見直し)と再エネ見直しは世論の潮流。防衛力の“抜本+継戦+共同作戦+域内支援”まで理解し公約化しているのは高市・小林の2名という評価。

4) 大阪イベント・万博・スポンサー・ツアー等(ダイジェスト)

  • 大阪イベント(12/11 木・午後2時):講演+忘年会(生配信)を企画中。料金アンケート実施、登壇希望者のリクエスト募集。
  • 万博パビリオン解説:トルクメニスタン
    • カスピ海の資源国家(ガス・石油)。観光名所「地獄の門」(天然ガス火口)。
    • 政治体制は強権色(“中央アジアの北朝鮮”の比喩)。現大統領は若手のセルダル氏。
    • パビリオンは白基調で豪華、馬と犬(アラバ)文化を推し。未知の国の“疑似体験”が万博価値。
  • スポンサー:神話グループ(ホテルズ)
    • 会場ケータリング:温製料理・食器・飲み放題(+ワイン追加)まで対応する本格プランを紹介。
  • 日本ジャーナル台湾ツアー(11/8–12、4泊5日)
    • 金門島(最前線)を巡る安全保障視点の視察。高雄の安倍晋三像や台湾総督府(現総統府)見学。
    • 解説:井上和彦氏、同行:産経・秋田氏。残席僅少のため申込案内。
  • 江崎道朗「江崎塾」:スパイ防止法・インテリジェンスの国会WT始動で、実務的なインナー情報も含め報告中。

5) トーン&メッセージ(番組の姿勢)

  • 補助金依存からの脱却現役世代の負担軽減を重視。
  • 防衛は“戦える”だけでなく“戦い続けられる”体制(継戦能)と同盟C2整備、域内支援までを一体で捉えるべき。
  • 政治は世論で変わる:最適でない人がトップでも、中身を入れるのは有権者の働きかけ次第、との実務目線。
  • 有料枠では総裁候補の政策づくりの“裏側”、チームの動きを深掘り予定。

キー要旨(超短縮)

  • 高市氏の**補助金“大掃除”**宣言が議論の柱。補助金の5つの副作用を具体指摘。
  • 厳選は長期潜行・高速・戦略抑止で優位。神戸に造艦・原子炉・電子のクラスターがあり、政治決断後10年で実現可能の見立て。
  • 総裁選は高市・小林が「減税・再エネ見直し・防衛本格強化」に最も踏み込み。
  • イベント企画、万博のトルクメニスタン紹介、台湾・金門島ツアーなど“参加型”企画も多数。

自民党総裁選を通じて、補助金の問題を多くの方々が知ることを期待します。

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