齊藤健一郎参議院議員がNHKから国民を守る党を離党することを表明しました。
要約は以下の通り。
斎藤健一郎議員の離党会見は、ざっくり言うと
「立花解任=裏切り」ではなく「党務の混乱と情報漏洩の責任を取り、国会活動に専念するために身を引く」という説明を、かなり丁寧にした会見でした。
主なポイントを整理します。
① 離党・副代表辞任の表明と謝罪
- 斎藤議員は、NHK党役員会に離党届と副代表(代表代行)辞任を提出したと報告。
- 直近の役員会で議論していた「立花党首の解任を含む役員会内部の話」が外部に漏れ、
党内外で大きな混乱と分断を招いたことについて
「代表代行としての責任は自分にある」として、まず深く謝罪。- 今回の議論は「立花を追い出すこと自体」が目的ではなく、
党の最重要目標(①NHKスクランブル化、②国政政党=国への帰り先の確保、③債権者への道義的責任)をどう達成するかという“戦略論”だったと強調。
② 「解任案」の位置づけと情報漏洩
- 役員会では
- 「解任案」=党が自立して前進するための“選択肢の1つ”
- 「残留案」=現状のままでは停滞・自壊のリスク
という構図で議論していたと説明。- 逮捕・勾留中の立花氏と連絡が取りにくい状況で、
このまま「立花待ち」で止まると党務・政治活動が止まる、
それは立花本人が最も望まないことだ、という問題意識を共有していたと述べる。- 「解任を決める会議」ではなく
「解任した方が、結果として党の目標達成や立花本人のためになる可能性もあるのではないか」という案を“可能性の一つ”として出したという説明。- しかし、この議論がSNSに断片的に漏れたことで
「解任=裏切り」「立花を切り捨てるのか」と受け取られ、
支持者の間で賛否に分かれて大きな分断が生じたと回顧。- 本来秘匿されるべき役員会の議論が外部に漏れたこと、
そしてその結果として役員5人の足並みが揃わなくなったことについて
「最終責任は代表代行である自分にある」と繰り返し強調。
③ なぜ「自分が辞める」のか(離党の理由)
- 現在は臨時国会会期中であり、本来は国会業務に集中すべきタイミング。
- しかし、立花逮捕後、党首が担っていた党務(コールセンター、会計、NHK対応、債権者対応など)が一気に斎藤議員にのしかかり、
役員間の足並みも乱れ、党務の調整に時間を取られ始めた。- 「党内調整に時間を取られ、国会活動が疎かになるのは国民に対して失礼」
「政治団体内部のゴタゴタを国会に持ち込むことは避けるべき」との判断から、
自分が身を引くことで混乱を早期収束させるべきと決断したと説明。- 離党は「党との関係の断絶」ではなく、
- 責任の所在を明確にする
- NHK党の新体制が自由に動けるようにする
ための措置であると位置づけている。
④ 立花孝志との関係・事件への認識
- **立花氏との関係は「決して悪化していない」**と繰り返し説明。
- 立花氏の名誉毀損容疑(竹内元県議の件)については、
「自分として『ひどいことをした』と断じているわけではない。
そこは司法の場で判断されるべき」とコメントを控えめにし、
事件評価はあくまで裁判に委ねるとした。- 解任案を出した理由は、
- 事件の是非ではなく
- 「党務の停滞」や「スクランブル化・国政政党化への前進のための戦略上の選択肢」
であると明確に切り分けている。- 立花氏とは接見禁止中で直接のやり取りはなく、
石丸弁護士経由で健康状態や指示の報告を受けていただけで、
「解任案」や「離党」については一切相談していないと明言。
(立花氏は、自民党会派離脱も今回の離党もまだ知らない可能性が高いと述べる。)
⑤ 今後の政治活動・自民党会派・新団体の可能性
- 今後は無所属議員として活動。
ただし、スクランブル化を実現できるなら
- 自民党であれ
- 立憲民主党であれ
「どこにでも入る可能性は排除しない」と明言。- 以前、自民党会派に入ったのも
「与党側に入ることがスクランブル化に近づく」と判断したためであり、
NHK党としてではなく**“無所属の斎藤健一郎”として会派参加していた**と整理。- ただし、**直ちに自民党会派に戻る話は“1ミリもない”**とも述べ、
いま当面は国会活動に専念するとした。- 新たな政治団体・政党を今すぐ作る予定はないが、
将来的にスクランブル化実現に有効だと判断すれば
「当初と相談の上で」検討し得る余地は残している。
⑥ NHK党・支持者・地方議員への影響認識
- 離党により、国会に所属するNHK党議員はゼロになることには重みを感じていると認めつつも、
- 党の停滞・自壊
- 役員間の足並みの乱れ
を放置する方が、長期的にはより重大なダメージになると考えたと説明。- 支持者や地方議員の中には「自分も離党しようか」と揺れる人も出る可能性があることは承知しているが、
自分は「政党運営」ではなく「国会議員としての職務」に集中する立場と整理。- NHK党の顔としては
- 自分よりも「浜田聡議員の方が立花氏との相性が良く、党価値を高めるのにふさわしいのではないか」
と評価し、浜田氏が代表代行となることでNHK党のブランド価値が上がることを期待すると述べた。
⑦ 議員辞職・債権者対応などへのスタンス
- 議員辞職については、
- この議席は「立花孝志から預かっているもの」という認識は変わらない。
- ただし、弁護士経由の伝聞ではなく、
立花氏本人と対面で話し、「辞職してほしい」と直接言われた場合には応じるとの条件付きで説明。- 現時点で、弁護士づてに「辞職しろ」と言われても応じないと明言。
(誤解や伝言ゲームの可能性があるため。)- NHK党の債権者対応・コールセンター案件等については、
離党により「当面は基本関与しない」スタンスだが、
立花氏が出所後「道義的責任を果たすため手伝ってほしい」と求めた場合は
協力する意思があると繰り返した。
⑧ 自身のこれまでの成果と今後のコミット
- NHK問題でのこれまでの成果として、
「悪質な集金人が全国からほぼいなくなった」ことを大きな成果と評価。
これにより被害が減り、NHK党への支持が落ち着いた部分もあると分析。- 今後も
- 参議院議員
- 総務委員会所属議員
として、NHKスクランブル化に向けた国会活動を最優先で続けると宣言。- 記者会見の定例開催を自分が引き継ぐ予定はなく、
無所属議員として必要に応じた情報発信を検討するに留めるとした。
まとめ(要点の一言整理)
- 離党・副代表辞任の理由
→ 立花解任議論の情報漏洩と役員間の足並み不一致の責任を取り、党務から退いて国会活動に専念するため。- 立花との関係
→ 仲違いではなく、政策連携は継続。事件の善悪は司法判断に委ねる。- 今後
→ 無所属としてスクランブル化の実現に全力。
手段としての政党・会派(自民含む)は排除せず、
ただちにどこかへ移る具体計画はなし。こんな構図の会見でした。
次に、私の動画。
要約は以下の通り。
浜田さんの動画は、
「斎藤健一郎参議院議員の離党は本人の自由意思として尊重する。ただし、そのうえで“議員辞職させて久保田学(横山緑)を繰り上げ当選させるべきだ”という提案を、立花党首に向けてはっきり出す」
という立場を丁寧に説明した内容です。流れに沿って整理します。
1. 冒頭:斎藤議員の離党と「横山緑さん、準備を」
- 動画冒頭で、
- 斎藤健一郎参議院議員が「NHKから国民を守る党(以下NHK党)」を離党することを報告。
- 端的に言えば
「次点の久保田学(横山緑)さんは、繰り上げ当選の心の準備をしておくべきだ」
というのが今回話したいことだと明言。- 撮影時点:令和7年11月17日(月)17:50、場所は議員会館。
2. 2022年参院選の議席の経緯と「久保田(横山緑)が次の順番」
- 2022年の参議院選挙(比例)のNHK党の議席は、当選時はガーシー(東谷義和)氏が獲得(約28万票)。
- その後ガーシーが「除名」となり、
- 票数順では2位:山本太郎、3位:黒川敦彦…と続くが、
- 立花孝志党首の意向により、
斎藤健一郎氏が繰り上げで参議院議員になったという経緯をあらためて説明。- さらにその次の順位にいるのが
**久保田学(ネット上のハンドルネーム:横山緑)**であると確認。- だからこそ浜田さんは、
- 「斎藤さんが議員辞職すれば、次に繰り上がるのは久保田さん」
- 「今回の離党を契機に、その準備をしておいてもいいのではないか」
と述べている。
3. 浜田のXポスト・斎藤氏のXポストの内容紹介
浜田さん自身のXポスト要旨
- 「NHK党唯一の国会議員だった斎藤健一郎氏が離党表明」
- これにより、
- 国会に所属議員を失い、
- 国政政党要件を満たせなくなる可能性も指摘されているが、
- もともと現在のNHK党は政党要件を満たしていない状態であることも補足。
- 立花党首逮捕の影響で党内の混乱が表面化し、
- 斎藤氏はすでに自民党会派も離脱していた、
- 17時の記者会見で詳細説明予定──といった情報を紹介。
斎藤健一郎氏のXポスト要旨
- 「本日14時からの緊急役員会にて正式に離党届を提出」
- 浜田幹事長・造船(おそらく“朝鮮”or別の役員の誤変換)副党首・川崎副党首からは
- 「決断を尊重する」との言葉をもらった。
- 丸山副党首はスケジュールの都合で欠席。
- 17時から記者会見で理由を説明する──という内容。
浜田さん自身も、役員会の場で
**「斎藤さんの強い意志であれば、それを尊重せざるを得ない」**と発言した、と振り返っている。
4. 斎藤氏配布資料に書かれた「議席の扱い」への注目
- 役員会で斎藤氏から配布された説明資料の中に、浜田さんが特に重視している部分がある。
- 資料の「8.議席に関するスタンスと基本スタンス」という項目には、
「私の議席は当初から預かっているものという前提は変わらない」
「党(=立花孝志)から指示があれば、即時に議員辞職する立場である」という趣旨の記述があったと紹介。
- 浜田さんはこの点について、
- 「斎藤さんがそう書いている以上、その言葉は信じたい」
- そのうえで、立花党首に対しては「議員辞職させるべきだ」とアドバイスしたいと明言。
- 理由としては、
- 久保田(横山緑)は配信者としての影響力が非常に大きい。
- ポテンシャル・期待値は「斎藤さん以上」と見ている。
- NHK党にとっても、国会議員という“武器”を空席にしておくより、
久保田を国会に送り込んだ方がはるかに意味がある、という判断。
5. 斎藤氏の「離党理由」への評価と浜田の“本音”
斎藤氏の論理(資料で列挙されていた理由)
- 代表代行辞任と離党の判断理由として、資料には例えば:
- 国会活動への集中
- 政党内の混乱が国会に影響しないようにするため
- 代表代行辞任と離党により、国民のための政治に専念し、政治活動への悪影響を最小限にする
- 「離党は責任の明確化であり、立花党首との関係断絶を意味するものではない」
…といったことが書かれていたと紹介。
浜田さんの見方
- こうした理由を「それはそれで結構」としつつも、本音としてはかなり懐疑的。
- 特に、
- 「今後、国会活動に専念することでどれだけ成果を生み出せるのか」
→ 3年間近く見てきた立場からすると、かなり疑問だと率直に述べる。- また、離党理由の中に「情報流出」が挙げられている点については、
- 自身の記者会見等で解任案の存在が外に出たことが、
斎藤氏の中で「恨み」的な感情になっているようにも感じる、と自己分析。- しかし浜田さんから見ると、
- 斎藤氏はもともと離党をある程度考えていたように思える、
- 今回の情報流出は「きっかけ」に過ぎないのではないか、と推測している。
6. 「久保田学(横山緑)を繰り上げ当選させるべき」という提案
- 以上を踏まえて浜田さんの結論は明確:
- 斎藤氏の離党の意思は「議員の自由意思」として尊重する。
- しかし、NHK党にとって
- 「国会議員が0になる」ことは極めて大きなマイナス。
- 立花党首が帰ってくるまで“空席”のままにしておくのは得策ではない。
- ならば、立花党首は斎藤氏に議員辞職を促すべき。
- そうすれば、次点の久保田(横山緑)が繰り上げ当選し、
- 国会議員というポジションを持ちながら
- NHK党の活動・オールドメディアとの戦いを続けられる。
- さらに、久保田氏の強みとして、
- ネット配信者としての知名度と発信力。
- それを国会議員の肩書きと合わせれば、
NHK党にとって非常に大きな戦力になると高く評価している。
7. 自身の役割:国民会見・幹事長・政調会長として
- 当日14時の役員会前、党内LINEで浜田さんは、
「今後のNHK党の国民会見(定例記者会見)は私に任せてほしい」
と提案していたと明かす。
- 立花党首からも、以前から
「国民会見はしっかり続けてくれ」と言われていたとも説明。- 斎藤氏が離党し、議員会館を使った国民会見の場が失われる可能性があることからも、
- ますます**「国会議員としての久保田学」の必要性**を感じる、と主張。
- 浜田自身は、
- NHK党の「幹事長」かつ「政調会長」として
- さらに日本自由党総裁としても活動していくと表明。
- オールドメディアとの戦いは今後も続くため、
- NHK党の「一員」としてしっかり頑張りたい、
- 国民会見などの対外発信も自分が担っていく、と改めて決意を述べる。
8. さいごに:人間関係と今後への含み
- 立花党首と斎藤議員の信頼関係はこれまで厚かったことも踏まえ、
- 立花党首が実際に「議員辞職を指示するかどうか」は読めない、
- 浜田さんの感触としては「五分五分(半々)」くらいではないか、との見立て。
- いずれにせよ、
- 自分は斎藤氏の意思そのものは尊重しつつ、
- 党の将来とNHK問題へのインパクトを考えれば、
「久保田学の繰り上げ当選」がベターだと考える──という立場を、
「立花孝志への提案」として公開の場で示した、という位置づけ。
要約一行でまとめると
斎藤健一郎議員の離党は尊重するが、NHK党の国会議員ゼロは致命的なので、立花党首は斎藤に議員辞職を指示し、久保田学(横山緑)を繰り上げ当選させるべきだ――という浜田聡の“公式提案”動画。
そして福永活也弁護士の動画。
要約は以下の通り。
福永弁護士の動画は、
「“斎藤議員は辞職して久保田(横山緑)に議席を渡すべきだ”という浜田動画に対して、
法的・組織的に見ると話はそんなに単純ではないし、今すぐ辞職させるべきでもない」という立場を、仕組みの説明を交えながらじっくり述べた内容です。
大きく5点に分けて整理します。
① 冒頭:状況整理と浜田動画への言及
- 福永弁護士はドバイ滞在中で撮影。
- この日、
- NHK党 斎藤健一郎議員が「離党届」を提出し記者会見。
- 自分も先に解説動画を出したが、その前後で浜田聡氏が10分程度の動画を公開。
- 浜田動画の趣旨を要約すると:
- 「ここ3年の国会活動を見ても、残り3年で大きな成果は期待しづらい」
- 「であれば、斎藤議員は辞職し、久保田学(横山緑)に繰り上げ当選させた方がNHK党にとって良い」
- 今回の動画では、この浜田案の妥当性を「比例代表のルール」「政党の法人格」「実質的な議席の所有者」という観点から検討している。
② 比例代表の経緯と「誰の議席か」の構造
2022年参院選の経緯
- 2022年の参院選(全国比例)でのNHK党の名簿順位は概ね:
- ガーシー(東谷義和)…1位当選
- 黒川敦彦
- 山本太郎(令和代表とは別人・同姓同名)
- 斎藤健一郎
- その下に久保田学(横山緑)…
- ガーシー当選 → 後に「除名」
→ 2位3位の黒川氏・山本氏が繰り上げを辞退
→ 4番手の斎藤氏が「繰り上げ当選」で参議院議員に。- これは、
- 「立花孝志が“堀江(貴文)系の斎藤を国会に送り込みたい”という意向で
黒川・山本を降ろし、斎藤に議席を回した」という政治判断の産物だと説明。「久保田に議席を渡せ」という話の位置づけ
- 名簿のさらに下にいる久保田学(横山緑)は、
- 斎藤が辞職すれば次に繰り上がる可能性が高いポジション。
- 浜田案は、
- 「辞職してその議席を久保田に“渡せ”」
- 「その方がNHK党としても得だ」
というロジックだが、これをそのまま受け入れて良いかが今回の論点。
③ 法的・組織的なポイント:
「みんなで作る党」の議席であるという問題
福永弁護士が一番強調するのがここです。
- 当選時の所属は「みんなで作る党」
- 斎藤氏が当選した当時、
「NHK党」と名乗りつつも、政治団体としての正式名称(法人格)は
『みんなで作る党』 だった。- 現在の「NHKから国民を守る党」とは別団体扱いになる。
- 今の“NHK党離党”と、比例議席の扱いは別問題
- 今回斎藤氏が離党したのは「今の政治団体としてのNHK党」。
- しかし、比例代表で得た議席は
- 法的には「みんなで作る党」の名簿に基づくもの。
- つまり、
「今のNHK党を離れた=当選させてくれた政党から出ていったから議席を返せ」
という単純な図式にはならず、
「みんなで作る党に議席を返すかどうか」
という話になる。- “返した”場合、議席を握るのは大津綾香党首(みんなで作る党)
- 「みんなで作る党」の党首である大津綾香氏は、
- 名簿上の候補者(久保田ら)を除名することができる。
- 比例のルール上、
- 繰り上げ前に除名・失格になった候補者は、繰り上げ権を失う。
- 逆に、当選後に離党・除名されても議席は維持できる(この点がズレている)。
- したがって、斎藤が今辞職して議席を“返す”と:
- 議席は「みんなで作る党」に戻る。
- 大津氏は、久保田ら次の候補者を除名することで
繰り上げ当選そのものを起こさない選択もできる。- 最悪、名簿を全部除名してしまえば、議席自体を国会に返上させることも理屈上可能。
- つまり、
「辞職=久保田に議席が渡る」とは限らず、
「辞職=大津綾香が自由に使える“議席カード”を渡す」ことになる。- これを福永氏は
「そんな状況を誰も望んでいないだろう」 と指摘。
④ 「誰の議席か」という実質論と最終決定権
実質的には「立花の議席」
- 法的形式とは別に、実質面で見ると:
- ガーシー擁立に巨額資金(2億円)を投じて議席を取りに行ったのは立花。
- 繰り上げ順の調整(黒川・山本を降ろし、斎藤を上げた)のも立花の政治判断。
- よって福永氏は、
「形式的には党のものでも、実質的には“立花個人の議席”とみなす方が適切」
と見る。「浜田案」への評価
- 浜田氏は「NHK党の議席だから、斎藤が離れた以上は返すべき」と言っているが、
- 法的には「みんなで作る党の議席」であり、
- 実質的には「立花孝志個人の議席」という構造。
- なので、
- 最終的にどうするかは、立花が決めるべき問題であり、
- 浜田の意見は重いが「決定権」ではない、と整理。
現時点での結論
- 立花の意思がまだ確認できていない以上、
「斎藤は、一旦いまの議席をキープしておくのが合理的」
- もし今、斎藤が議席を手放せば、
- 大津側に議席のコントロール権を渡すだけで、
- NHK党・立花陣営にとっても得策ではない。
⑤ 斎藤 vs 浜田の軋轢と、今後の「共闘」の必要性
コミュニケーションの不全
- 今回の離党騒動の背景には、
- 立花解任論(会任案)の扱いや、
- それを浜田が記者会見で話してしまったことなどをめぐる、
- 斎藤と浜田のコミュニケーション不全・不信感がありそうだと分析。
- 浜田側は、
- 「斎藤は3年間大した実績を上げていない」など、やや批判的な発言。
- ただし福永氏は、
- これまで離れていった黒川・熊丸などとは違い、
- 「斎藤は今も立花支持で、話の通じない人ではない」
- 人間的キャラは違えど、まだ修復可能な関係だと見ている。
なぜ共闘が必要か
- 現実問題として、
- NHK党の実務(党運営、議員会館の利用、会見会場の確保など)は、
- 斎藤議員と、彼に付いている公設秘書3人などが担っている部分が大きいはず。
- もし、
- 「斎藤 vs 浜田」の対立が決定的になり、
- 斎藤が党と完全に距離を取り、
- 議員会館も会見場所もNHK党に貸さない、となれば、
- NHK党は活動の場を大きく失う。
- だからこそ福永氏は、
「立花が戻ってくるまでの“つなぎ期間”は、
無所属の斎藤議員とNHK党が、必要な範囲で協力関係を維持すべき」
と提案。望ましい展望
- 立花の勾留期間が
- 2〜3ヶ月なのか、
- 1〜2年になるのかは分からないが、
- いずれにしても、
- その間、斎藤は議席を持ち続け、
- 議員会館などのリソースを使いながらNHK党とも連携。
- 立花が戻ってきた時に、
- 残ったもの(議席・組織・チャンネル)をパスできる状態を保っておくのがベスト、
と締めくくっている。
一言でまとめると
「斎藤議員は、今このタイミングで辞職してはいけない。
議席は法的に『みんなで作る党』のもので、実質的には『立花の議席』。
返してしまうと大津側にコントロールを渡すだけなので、
立花の意思が確認できるまでは斎藤がキープしつつ、
無所属の斎藤とNHK党はケンカせず連携を続けるべきだ――
浜田案は理解できるが、最終判断は立花が下すべきだ、という立場。」
福永活也さんのおっしゃる通り、久保田学(横山緑)さんが繰り上げ当選するにはハードルが高そうです。
色々と大変ですが、自分なりに頑張っていきます。

