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公共放送の在り方に関する有識者会議について 有識者一覧を確認しておきましょう

本日、総務省において公共放送の在り方に関する有識者会議が開かれました。報道各社がこの内容について記事にしております。ここでは日経新聞の記事を取り上げます。

テレビ設置届け出義務化「時期尚早」 民放連が反対 日本経済新聞 2020/11/9 17:00

総務省は同日、公共放送の在り方に関する有識者会議を開いた。NHKは10月、テレビ設置の届け出義務化に加え、設置していない場合の未設置の届け出義務化や、受信契約をしていない人の氏名を公益企業などに照会できる制度を求めていた。未設置の届け出義務化は9日に要望を取り下げた。

数日前に、閣議後記者会見で武田良太総務大臣が記者の質問に答える形で「未設置者に対する届出義務というのは、これは全く話にならない問題だと思います。」と言っていました。

現時点では議事録で確認することができないので不正確かもしれませんが、NHKは未設置者の届け出義務化の要望を取り下げるとのことです。

さて、この有識者会議、いったい誰が有識者として会議に参加しているのか、についてチェックしておきたいと思います。

繰り返しになるかもしれませんが、こういった会議で、NHKをスクランブル放送にしよう、つまりスカパーやWOWOWのようにお金を払う人だけみることができる制度にしよう、と、しごくまっとうな提案をするような人が有識者として会議に参加してほしいのです。

この有識者会議の正式名称は「放送を巡る諸課題に関する検討会」の下に置かれている「公共放送の在り方に関する検討分科会」と言います。

放送を巡る諸課題に関する検討会(総務省)

↑のリンク先の最下部の方に、「公共放送の在り方に関する検討分科会」の情報が掲載されています。第1回(令和2年4月17日)から第11回(令和2年11月9日)まで行われてきたことが分かります。

第1回の「配布資料」のリンクをクリックすると、出席者一覧があります。この一覧に、この会議に参加している有識者リストあります。

各々、有識者と呼ばれるだけあって、学術上の経歴が素晴らしいことは認めます。ただし、政府の意向に沿う発言をしないしかしない御用学者である可能性はあり得ます、というか私の判断ではその可能性が高いと思います。

御用学者でないのであれば、この有識者会議においてNHKのスクランブル放送を提案してほしいところです。

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