本日、次のような報道がありました。
2022/12/21
岸田総理大臣はその時々の政策課題により機動的に対応するため、国の事業や予算・税金の無駄遣いを点検する「行政事業レビュー」のプロセスを抜本的に見直すと表明しました。岸田総理大臣：「行政事業レビューについて、EBPM（証拠に基づく政策立案）の手法を取り入れて、より効果的な政策の立案に活かせるよう、抜本的に見直して参ります」
政府は行政の無駄を省くことを目的として、およそ5000あるすべての事業を各省庁で点検し、執行状況や成果などを「レビューシート」にまとめて公開していますが職員の作業の負担が大きく問題になっています。
これを受け、岸田総理は来年3月までにシートに記載する項目の見直しなどを行う方針を示しました。
今後、シート作成のシステム化も進めるとしています。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
この行政事業レビューは、国の行政評価をするものとして非常に重要なものです。ちなみに、地方自治体の行政評価をするものとして事務事業評価があり、先般の参議院予算委員会で取り上げたところ、大きな反響がありました。
今回岸田総理がこのような見直しに言及したのは、行政の無駄使いに関して世間の注目が高まっていることが背景にあると考えられます。今回、岸田総理が述べていることの中に職員の作業の負担というものがありますが、安易にその作業を簡素化すべきではありません。SNSでの反応を紹介します。
これは行政事業レビューの公表を事実上やめて、ジャジットなどを機能不全にするということだと思う。最低だな、こいつ。
「行政事業レビュー」見直し 岸田総理が指示(テレビ朝日系（ANN）)#Yahooニュースhttps://t.co/zOnlLrlxxQ
— ワタセユウヤ (@yuyawatase) December 21, 2022
行政事業レビューや事務事業評価、という税金の効果測定を公表するのが面倒、
というなら、そんな役所の事業やめちまえよなと思う。金を使うときは誰でも楽しいわけだが、後始末が必要なんだよ。
世襲やら役人やらみたいな他人の税金で食ってきた連中はわからんかも知れないけどな。
— ワタセユウヤ (@yuyawatase) December 21, 2022
これはお決まりパターン。
多分、岸田はモノを知らないから何も分かってないで役人の作文読んでいるだけだろうが、マジで要らんなこの首相。
— ワタセユウヤ (@yuyawatase) December 21, 2022
岸田が言っていることは、
行政事業レビュー(ジム)5000個公表するのが面倒だし色々バレるのが嫌なので
EBPM(ホワイトベース)を何個か作るから勘弁して、そのほうが高度じゃん。
ということ。
前者の目的は情報公開、後者の目的は社会実験。
目的も内容も全く違うので騙されてはならない。
— ワタセユウヤ (@yuyawatase) December 21, 2022
点検しきれない数の事業をつくるなという話でしかない。この人、大丈夫か。https://t.co/OSHYZbw1gv
— whodares (@whodareswinn) December 21, 2022
もはや増税する言い訳を作ろうとしているようにしか思えない。
— 風谷 葵 (@aoikazetani) December 21, 2022
https://twitter.com/kiseiwokisei/status/1605539432953548801?s=20&t=ndKf7o-jHifqbBarYYRZnQ
「行政事業レビュー」見直し 岸田総理が指示
(全部が理想だけど)せめて男女共同参画事業を見直してくれ❗️ https://t.co/6BhYKFu5Ha
— Nathan（ねーさん） (@Nathankirinoha) December 21, 2022
この件は来年の通常国会で取り上げていこうと思います。