川崎市長選挙について。
先日の宮部龍彦候補のYouTubeライブ配信の動画を共有します。
要約は以下の通り。
この動画は、宮部達彦氏が川崎市長選を見据えた形で「事務事業評価シート」を分析しつつ、市政・人権行政・記者クラブ・表現の自由などについて幅広く批判・提案を述べたものです。以下に内容をかみ砕いて要約します。
1. 川崎市の「事務事業評価シート」の問題点
- 川崎市の行政事務は「評価シート」でPDCA(計画→実施→評価→改善)サイクルとしてまとめられている。
- しかし特に「人権・男女共同参画」や「同和対策」分野の評価シートに対して、内容が不透明で、市民に周知されていないと指摘。
- 「目標達成(評価3)」が並びすぎており、本当に効果があったのか疑問。
- 実施内容が委託や補助金の交付で終わっており、成果の実証が困難。
2. 「表現の自由」が欠如する行政現場
- 川崎市職員や議員は人権・同和・SDGs・外国人参政権など「センシティブな話題」を避ける傾向があり、自由に発言できない。
- 過去、神奈川県職員との会話で「うっかり話すのが怖い」と本音を漏らされたエピソードを紹介。
- 行政職員が評価シートに「本当のことを書けない」のはソ連や北朝鮮のような官僚的硬直状態の前兆だと警鐘。
3. 川崎市役所内の「記者クラブ」の問題
- 労組(川崎市職労)は市役所の隣の民間ビルに出ているが、記者クラブは市役所庁舎内に残っており「癒着の温床」になっている。
- 記者クラブの記者は、行政に都合の悪い発言を抑え込み、表現の自由を妨げていると批判。
- 記者が「ふれあい館の指定管理中立化」発言を攻撃したり、「差別主義者」とレッテルを貼るなど、公共的な監視機能を果たしていないと指摘。
4. 記者・メディアによる「言葉狩り」の実態
- 宮部氏は、神奈川新聞・毎日新聞・朝日新聞の記者からの批判を受けた経緯を詳述。
- 記者たちが「失言誘導」や「文脈を無視した記事化」により、発言をねじ曲げて報じていると指摘。
- 「表現の自由は無制限ではない」とする論法が、むしろ人権侵害や委縮効果を招いていると警告。
5. 外国人政策や人権条例の問題
- 「川崎市は外国人参政権を政府に求めているようだが、議員も職員も反論しづらい空気がある」
- ヘイトスピーチ解消法や川崎市人権条例は「定義が曖昧なまま制裁が重い」とし、「言ったもん勝ち」「子孫まで遡れるか不明」など問題を指摘。
- 外国人生活保護についても「法的制度がない温情措置」とし、「単純に廃止ではなく、市長の裁量での運用見直しが必要」と主張。
6. 公約と政策提案
- 宮部氏の主な公約として:
- ふれあい館など人権関連施設の「指定管理のローテーション・中立化」
- SDGs政策の見直し(やらない)
- 川崎市の「表現の自由の確保」(市職員・議員含む)
- 記者クラブの中立化・移転(市職労ビルなど)
7. 結論:行政の健全化に必要なのは「自由な言論」
- 現在のような「沈黙・忖度の行政」では、市民の知る権利も民主的統治も成立しない。
- 「裸の王様」状態の首長ではなく、行政職員や議員の自由な意見表明を守る政治家が必要。
- 今後は「AIでの行政評価分析」なども導入して、市民参加型の監視機構を構築したいと意欲を語った。
上記において、4.記者・メディアによる言葉狩り の部分は深刻と思いました。少し詳しく解説してもらいます(by 生成AI)。
もちろんです。以下に、動画における宮部達彦氏の主張を踏まえて、該当部分(記者・メディアによる「言葉狩り」の実態)を詳しく解説します。
🔍 4. 記者・メディアによる「言葉狩り」の実態(詳細解説)
◆ 宮部氏が受けた批判とその文脈
宮部氏は、自身の政策提言(例:ふれあい館の指定管理の中立化など)をめぐって、複数の記者から執拗な批判を受けたとしています。主に以下の3名の記者が例に挙げられています:
記者名 所属 宮部氏による指摘内容 石橋学 神奈川新聞 特定の政治的立場(人権左派)に偏り、宮部氏の発言を「ヘイトスピーチ」と断定し攻撃。特に「ふれあい館中立化」提言への強烈な反発を紹介。 矢野(名指しなし) 毎日新聞 宮部氏が「池上町を火災危険の観点から改良すべき」と述べた発言を、文脈を無視して「ヘイトクライムを誘発する」と報道。 北野 朝日新聞 記者会見で「人権という言葉を口にすること自体が言葉狩りではないか」と追及。宮部氏の発言を誘導しようとした意図があったと指摘。
◆ 「失言誘導」「文脈切り取り」「吊し上げ報道」
宮部氏が問題視しているのは、次のような記者行動です:
- 質問の仕方が恣意的
→ 失言を誘発するような誘導的な問いかけ(例:「人権っていう言葉を否定するのか」と詰問)- 発言の切り取り・文脈外し
→ 例えば「池上町は火災の危険があるため改良が必要」といった技術的提言を「差別発言」と断じるなど。- 政治的立場からの断罪
→ ヘイトスピーチ解消法や川崎市人権条例などに言及しつつ、宮部氏を「差別主義者」とするレッテル貼り。
◆ 「表現の自由は無制限ではない」という言説の問題点
宮部氏は、記者たちが頻繁に持ち出す「表現の自由は無制限ではない」という論法に対して、以下のような反論を行っています:
- 本来、表現の自由は「最も優先される自由」
→ なぜなら、他の自由(集会・言論・報道の自由等)の基盤だから。これがなければ、何も議論が成り立たない。- 「無制限ではない」論法が行政や記者の検閲に利用されている
→ 権力を持つ側が、都合の悪い意見を「差別」や「不適切発言」と断定し、公共議論から排除する手段になっている。- ヘイト禁止法制の「定義の曖昧さ」が委縮を生む
→ 誰が差別かを決める権限が不透明なまま、刑罰や罰金(例:川崎市の7万円命令)に直結することへの警鐘。
◆ 結果として起きていること
- 議員や職員が「人権」「同和」「外国人参政権」などのテーマを避けて沈黙する。
- 市民が「触れてはいけない空気」を感じ、政策批判も控える。
- 宮部氏の言う「裸の王様」状態、つまり誰も真実を言えず、行政評価が空文化してしまう。
📝 補足:宮部氏の立場と提案
- 発言の自由を守る立場から、「失言叩き」や「言葉狩り」をやめるべきと主張。
- 自身が市長になった場合、「たとえ自分と対立する市議でも、表現の自由を首をかけて守る」と明言。
- 表現の自由を保障する制度設計(記者クラブの中立化、情報公開の徹底等)を公約に掲げる。
宮部龍彦候補が神奈川新聞、朝日新聞、毎日新聞の書いた記事に問題提起をしていましたので、それを踏まえて各社に抗議のための意見書案を作ってみました。
【神奈川新聞社 御中】
件名:記者の政治的中立性と報道倫理に関する抗議と要請
私は、前参議院議員 浜田聡であり、同時に今回の川崎市長選に立候補を表明した宮部龍彦候補を推薦する「事務事業評価で税金の使い道を正す党」の代表でもあります。
令和7年8月7日(木)に行われた、宮部氏による記者会見に関連し、貴社所属の石橋学記者による取材姿勢および記事内容について、強い懸念を表明いたします。
宮部氏は、川崎市の「ふれあい館」の運営における政治的中立性確保や行政資源の公平性について、冷静かつ理性的な政策提案を述べたにすぎません。しかし、石橋記者による報道および発言はこれを「差別的」「ヘイト的」と断じるものであり、発言の趣旨や文脈を著しく歪めるものでした。
また、会見中の石橋記者は「あなたの発言は川崎の空気を汚す」などの個人攻撃に類する発言を行い、冷静な議論を妨げました。こうした記者の態度は、報道の客観性を損なうばかりか、候補者の表現の自由を脅かす重大な人権侵害行為と見なすことも可能です。
よって以下の対応を求めます。
- 石橋記者による報道の事実関係と中立性の社内検証
- 発言趣旨と報道内容の乖離についての検証と読者への説明
- 今後の取材・会見における記者の言動指針の策定
市民の知る権利を守るはずの報道機関が、意に沿わぬ候補者に対し攻撃的な取材態度を取ることは極めて遺憾です。貴社の誠意ある対応を強く求めます。
敬具
浜田 聡(前参議院議員)
「事務事業評価で税金の使い道を正す党」代表
【朝日新聞社 御中】
件名:記者の発言誘導と取材姿勢に関する抗議
私は、前参議院議員 浜田聡であり、同時に川崎市長選に立候補を表明した宮部龍彦候補を推薦する「事務事業評価で税金の使い道を正す党」の代表でもあります。
令和7年8月7日(木)の記者会見において、貴社の記者が行った取材態度と、その後の報道姿勢について、強く抗議いたします。
宮部氏の発言は、川崎市の税金の使途や施設運営の公平性について、市民目線から問題提起を行うものであり、差別的意図やヘイトスピーチとは無縁です。しかし、貴社記者は会見中に質問と称して誘導的な言動を繰り返し、発言の一部を切り取り、差別的であるかのように印象付ける姿勢を示しました。
報道に携わる立場として、公平性と文脈の尊重は最低限の原則であると考えますが、今回の報道はそれを著しく逸脱しており、公共の言論空間に対して誤解と分断を生むものです。
以下の点について対応を求めます。
- 該当記事と報道内容に関する見解の開示
- 記者による発言誘導の有無に関する社内検証
- 公開会見の取材における記者行動規範の明示
報道機関としての社会的責任を果たすためにも、誠実かつ迅速な対応をお願い申し上げます。
敬具
浜田 聡(前参議院議員)
「事務事業評価で税金の使い道を正す党」代表
【毎日新聞社 御中】
件名:報道の中立性および取材倫理に関する申し入れ
私は、前参議院議員 浜田聡であり、同時に川崎市長選に立候補を表明した宮部龍彦候補を推薦する「事務事業評価で税金の使い道を正す党」の代表でもあります。
令和7年8月7日(木)に行われた宮部龍彦氏の記者会見に際し、貴社記者の取材対応およびその後の報道について、懸念を表明させていただきます。
宮部氏は、川崎市の行政に関する制度的課題や財政支出の透明性について提言するものであり、差別的意図や不適切表現は認められません。にもかかわらず、貴社報道においては、宮部氏の発言が一部切り取られ、偏向的に報じられた結果、候補者本人に対する誤解や攻撃を招いております。
報道は市民の判断材料を提供するものであり、正確性と公正さが求められます。今回の件は、その責務に背く事例として看過できません。
以下の点について、誠実な説明を求めます。
- 記事作成に際して参照した発言記録・原文の提示
- 編集方針と見出しの選定理由の明示
- 記者会見の報道方針に関する貴社としての見解
報道の信頼性を高めるためにも、透明性と説明責任の原則を貴社において徹底されるよう強く要望いたします。
敬具
浜田 聡(前参議院議員)
「事務事業評価で税金の使い道を正す党」代表
上記に加えて、各新聞社の共通する問題に対する意見書案も作ってみました。
【記者クラブ加盟 各報道機関 御中】
件名:記者会見における報道姿勢および記者クラブの運営体制に関する意見書
拝啓 貴社におかれましては、日頃より報道を通じて市民の知る権利の実現にご尽力いただいていることに敬意を表します。
私は、前参議院議員の浜田聡であり、現在、川崎市長選挙に立候補を表明した宮部龍彦候補を推薦する「事務事業評価で税金の使い道を正す党」の代表として活動しております。
令和7年8月7日(木)に行われた宮部候補の記者会見において、貴クラブに所属する複数の記者による質問・報道姿勢に対し、以下のような重大な懸念を抱いております。
1.表現の自由と報道の構造的抑圧
今回の記者会見では、一部記者による「失言誘導」や「政治的な文脈を無視した一問一答の切り取り」といった取材姿勢が散見されました。これは、言論の自由を萎縮させ、候補者の政治的立場を不当に貶める構造的リスクをはらんでいます。
宮部候補が明確に主張しているとおり、表現の自由は「最も優先される自由」であり、それは他の自由(集会・言論・報道の自由など)の基盤です。この自由がなければ、民主社会における何らの議論も成り立ちません。
「表現の自由は無制限ではない」とする一部の論法は、近年、行政や記者による恣意的な検閲や排除に利用されている実態があります。とりわけ、権力を持つ側が、都合の悪い意見を「差別」や「不適切発言」と断定することで、公共議論から排除する手段と化していることは看過できません。
また、ヘイト禁止法制などに見られる「定義の曖昧さ」は、表現活動に対する委縮を招いています。川崎市においては、行政が「差別的」と判断した発言に対し、刑罰や罰金(例:7万円の過料命令)を科す制度が存在しており、これは誰が「差別」を認定するかが不透明なまま、恣意的運用の危険性を孕んでいます。
こうした報道姿勢および制度環境は、報道機関が担うべき表現の自由の擁護者としての立場に著しく反するものと考えます。
2.記者クラブの庁舎内設置に関する疑義
現在、川崎市役所内に記者クラブが常設されている現状についても、強い疑義を呈します。
行政の物理的空間内に報道機関の拠点が置かれることは、記者クラブメンバー以外のフリーランス記者や新興メディアを排除する構造を固定化し、報道の多様性・公平性を損なう要因となっています。これは、時代の潮流である「オープンガバメント」「記者会見の民主化」にも逆行するものです。
今後は、記者クラブの庁舎外移転や会見のオープン化に向けて、各社が積極的な議論に参加されることを要請いたします。
3.選挙報道における中立性の確保
現在の報道構造のもとでは、政権や既存政党に対する候補者に対し、必要以上に否定的なトーンで報道される傾向が見受けられます。これは、選挙という極めて重要な民主主義プロセスにおいて、有権者の判断を歪めるリスクをはらんでいます。
公平中立な選挙報道の実現のため、以下の取り組みを要請いたします:
- 発言の全文記録に基づく報道の徹底
- 編集判断の透明化
- 会見場における記者の行動規範の策定
- 記者クラブ非加盟者への会見参加機会の保証
以上の点につき、各報道機関において真摯にご検討いただき、報道倫理および民主主義の健全性維持に貢献されることを強く希望いたします。
敬具
令和7年8月〇日
浜田 聡(前参議院議員)
「事務事業評価で税金の使い道を正す党」代表
上記、意見書の提出について、前向きに検討しています。