スポンサーリンク

国民一人あたり資産は約3,000万円? 令和元年期末貸借対照表

今回の記事では「国のバランスシート」の話をします。

さて、まずはバランスシートとは?

バランスシート (ばらんすしーと)(大和証券 金融・証券用語解説)

英語表記の「Balance sheet」の日本語読みで、貸借対照表のこと。
「B/S」とも呼ばれます。企業の経営内容を開示する財務諸表のひとつで、一定時点の企業の資産、負債、資本などの状況を説明するための書類。(以下略)

バランスシートを解説している動画を紹介しておきます。

国のバランスシート、を考える際に、この「国」に含まれるものが何か、を考えることが重要です。

3つの経済主体(金融経済ナビ)

ひとつの国の経済では「家計、企業、政府」の3つの経済主体が活躍しています。(以下略)

国の経済主体を考える際には、家計・企業・政府、の3つがあるということです。

今年の1月下旬に、内閣府が「2019年度国民経済計算」というものを発表しています。この中の資料はフローとストック(※)に分かれていて、ストックの部分に2019年度の国の貸借対照表があります。この場合の国は、家計・企業・政府の3つを含みます。

※ 「フロー」の意味とは?「ストック」との関係や経済以外の用法も

「ストック」とはある時点での蓄積量

「ストック」は英語の「Stock」をカタカナ表記したもので、ある時点で蓄積されている量のことを指した言葉です。「フロー」と対になっており、企業のストックは貸借対照表(BS)、フローは損益計算書(PL)でみることができます。

チャンネルくららさんが、この資料について解説している動画を紹介しておきます。

11分45秒くらいからが、その解説となります。私なりのポイントひとつ取り上げると、国の貸借対照表から国富(=資産ー負債)を計算し、それを国民一人当たりいくらになるかを計算すると約3000万円になる、というものです。関連する日経新聞の記事は以下。

国富3689兆円で最高 19年末、インフラ整備や地価上昇 日本経済新聞 2021年1月20日

一方、国の借金が国民一人当たり約800万円、という話をきいたことのある人は多いかもしれません。例えば次のような新聞記事です。

国の借金1000兆円超え 長期債務残高コロナで膨張、将来世代につけ回し 東京新聞 2021年3月27日 22時28分

この場合、国というのは政府のみを意味していると思われます。つまり、国の3つの経済主体、家計・企業・政府、のうち政府のみに着目したものです。

色々とややこしいので、新聞記事に惑わされないように注意したいところです。

ところで、私が国会に来て初めての委員会質問は国のバランスシートの話でした。この場合の国は、政府、を意味します。

質問時間の最後に、麻生大臣が「国の借金というより政府の借金」のような旨のことを言われていたのが印象に残っています。

↓もしよろしければ応援クリックお願いします。
人気ブログランキング

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク