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令和2年国勢調査 人口速報集計結果 Ⅰ 全国の人口 「人口上位 20 か国の中で減少となっている国は日本のみ」

先日、国勢調査の速報が公表されました。

人口1億2622万7千人、前回比0・7%減 総務省公表 産経新聞 2021/6/25

総務省は25日、令和2年国勢調査(速報値)を公表した。昨年10月1日時点の人口は前回の平成27年調査に比べ86万8千人(0・7%)減の1億2622万7千人で、2回連続の減少となった。(以下略)

日本の人口減少については以前から指摘されていますが、今回の調査結果で改めて確認していきたいと思います。

令和2年国勢調査 人口速報集計結果

結果の概要を紹介していきます。

Ⅰ 全国の人口
Ⅱ 都道府県の人口
Ⅲ 市町村の人口
Ⅳ 世帯

概要は上記の4つに分かれており、今回は Ⅰ 全国の人口 の紹介です。

Ⅰ 全国の人口

1 我が国の人口は1億 2622 万7千人(2020 年(令和2年)10 月1日現在)
2015 年から 86 万8千人減少,0.7%減,年平均 0.14%減
2015 年に引き続き人口減少

2 男性は 6136 万人,女性は 6486 万7千人と女性が 350 万7千人多い

3 人口は世界で 11 番目,人口密度は世界平均の 5.6 倍

この中で、3 人口は世界で 11 番目 の部分の詳細を見ていきます。

国際連合の推計によると, 2020 年の世界の人口(年央推計)は 77 億 95 百万人で,各国の人口をみると,中国が 14 億 39 百万人と最も多く,次いでインド(13 億 80 百万人),アメリカ(3億 31 百万人)と続いており,我が国の人口は世界で 11 番目となっている。
また, 2015 年~2020 年の人口増減率をみると,人口上位 20 か国の中で減少となっている国は日本のみである。 (表Ⅰ-3)

世界各国の人口のランキングは順位の変動がそれなりにあるように感じます。私自身が大学受験に挑戦していた頃は、人口の多い国の順番は次のように覚えていました。

2015.02.24 新刊案内「解いて役立つ5手詰200問」 ~第10問を解いてみた~ 島田修二

ちなみに人口の多い国の覚え方といえば「小さいブラジャー」でした。

ち、い、S、A、い、ブラ、ジャ。つまり、
中国、インド、ソ連、アメリカ、インドネシア、ブラジル、日本(ジャバン)。

ソ連、という辺りが年代を感じさせます。この覚え方がいまでも通じるのかどうかは知りません。通じないとしたらみなさんに完全に無駄な知識を植えつけたことになります。あしからず。

語呂としては上品ではありませんね。そして今は使えない語呂となってしまいました。以前は人口の多さでは7位の日本でしたが、今や11位です。日本を追い抜いていった国としては、パキスタン、ナイジェリア、バングラデシュ、メキシコが挙げられます。

2015 年~2020 年の人口増減率をみると,人口上位 20 か国の中で減少となっている国は日本のみである。

とのことなので、日本の人口の順位がさらに低下するのは時間の問題でしょう。人口の順位を問題視する必要はないのかもしれませんが、人口減少については多くの国民で確認しておくべき課題であると考えます。異論があるのも承知しています。

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