今から20年以上前の話です。石破茂議員へのハニートラップの噂について、週刊文春が記事にしました。それに対して、当時の拉致議連が抗議文を出しました。
先に情報を整理しておきます。
・週刊文春の記事を書いたのは、上杉隆氏。
・週刊文春記事の後に、噂の真相誌(今はない)が特集記事を出す。
・その記事においては92年4月、自民党と旧社会党が100人以上もの規模の訪朝団を組んで渡朝しているのだが、その際の石破茂氏が現地で女性を求めた旨が指摘されている。
・書かれた石破議員が法的措置を取っていない。→記事内容を認めたということか?
以下が拉致議連による抗議文です。
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2003.04.23-2) ■ 拉致議連(北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟)が週刊文春に抗議
拉致議連が週刊文春に以下のような抗議文を出しました。全文掲載します。
抗 議 文
「週刊文春」平成15年5月1日・8日合併号に、“北朝鮮で女をおねだりした「拉致議連」代議士”(上杉隆氏執筆)とのタイトルの記事が掲載されています。
このなかに北朝鮮高官の話として(P176)『「拉致議連に所属するある議員は女の人が大好きです。彼は共和国にきた時は、『女、女!』と要求してみなを苦笑させました。それでもしつこく要求してきて、結局その議員は女の子と夜を過ごしました。」一刻も早い拉致問題解決を図るために結成された拉致議連。その強い意志を裏切った議員がいるというのである….。』との表現、並びに記事後段(P179)に「この議員は90年代に一度訪朝したことがあるとして」との前置きに続いて、その議員の発言が載っています。
そもそも、現在の「拉致議連(北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟)」は、平成14(2002年)年4月に従来の活動に不満を持つ議員によって新たに結成されたもので、所属議員が「90年代に訪朝」できるわけはありません。
またわれわれが調べた限りでは現在の拉致議連所属約100人のうち、幹部全員を含め連絡のついた議員が訪朝している事実はなく、明らかに、平成14年3月まで存在した「北朝鮮拉致日本人救出議連(通称:旧拉致議連)」と混同したものと言わざるを得ません。万一現在所属している議員の一名が仮にそのような行動を取ったとしても、現拉致議連の幹部ではなく、単に名前を連ねている一名に過ぎないものと思われます。
いずれにせよこの記事は、新旧「拉致議連」の実状を知らない一般の読者に、あたかも現在の「拉致議連」所属の幹部議員が、上記記事に掲載されているような行動を行ったとの誤解を生じさせかねません。
この記事、特に見出しは、結果的に北朝鮮に加担し、拉致問題解決を妨害する勢力に組する極めて悪質なものであり、また、現在の「拉致議連」所属議員を北朝鮮で女性をあてがわれたような疑惑の対象とするものであり、とうてい容認することはできません。
従ってわれわれは、厳重に抗議するとともに可及的速やかに謝罪文および訂正記事の掲載とあわせ、上記記事に登場する議員の実名を速やかに公表することも強く求めます。平成15年4月23日
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟
会長 中川昭一 副会長 上田清司 副会長 米田建三 副会長 小池百合子
幹事長 西村真悟 事務局長 平沢勝栄 事務局次長 松原 仁「週刊文春」
編集長 木俣 正剛 殿
そして、噂の真相誌による特集記事が掲載されているwebサイトです。
日本の現首相・石破茂「北朝鮮に女をあてがわれた」当時の報道はこんな風だった。(お金を増やすための情報サイト)
内容が内容なので、あえて記事本文の転載はしませんが、最後の部分のみ共有します。
⇒参照・引用元:『噂の真相』2003年12月01日発行 第25巻第13号(通巻302号),pp24-29
この『噂の真相』記事が出たのは2003年で、すでに20年以上も前です。
石破茂さんは日本の首相になりました。もし、北朝鮮で……というのが本当のことであれば、それはアメリカ合衆国の情報機関も知っていることでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)
当該記事については、国会図書館から取り寄せてみて確認してみようと思います。
あと、記事内には境港市の過去の友好都市に関する記述もありました。事実として知っておくのは良いと思います。
境港市と北朝鮮の元山市は、1992年に友好都市盟約を締結し、親善交流を進めてきました。しかし、北朝鮮の核実験を受け、2006年に友好都市盟約は破棄されました。
石破茂氏が総裁就任後のインターネット番組を最後に紹介します。
ChatGPTによる動画要約は以下。
🔹内容要約(5~10ポイント)
(00:00) 番組開始。石破茂氏の北朝鮮訪問とその後の変化に言及。「週刊文春」報道をめぐり、議論が展開。(01:06) 「石破内閣誕生か?」というテーマで自民党総裁選の混戦を紹介。予測困難な自民党の派閥力学に焦点。
(02:12) 小泉進次郎氏の総裁選キャンペーンが失敗した背景に言及。PR戦略の裏目、本人の力量不足が指摘される。
(03:15) 高市早苗氏が後半で急浮上し、投票結果を逆転した経緯を説明。自民党内の流動的な情勢を反映。
(04:21) 小泉氏の演説内容が評価されず、脚本が悪かったと批判。演出不足、政治家としての魅力が伝わらなかった。
(05:25) スピーチに盛り込んだ母親との再会エピソードが効果的に使われなかった点を批判。構成力に問題。
(06:32) 雇用規制改革など小泉氏の急進的政策が保守政党にそぐわないとラビット関根氏が批判。
(07:36) メディアによる評価(田崎史郎「70点」、他の識者「40点」)の恣意性を問題視。旧来メディアの影響力低下を象徴する選挙だったと分析。
(08:40) 高市氏に対する党内バッシングや、政策(例:選択的夫婦別姓反対)をめぐる内部対立にも触れ、岸田首相の対応も批判的に取り上げる。