スポンサーリンク

選挙の有権者確認について日米の違い→戸籍で『国家が事前に認定』している日本と、自己申告を『現場の証拠(ID)』で立証する米国

今回は選挙の投票時の有権者確認について。

トランプ政権のレビット報道官の動画から。

まず、日米比較しての結論。

米国と日本における「選挙時の本人確認」の決定的な違いを、最新の動向(2026年時点の米国の議論)を踏まえて分かりやすく整理しました。

一言でいうと、**「国家が有権者を把握している日本」に対し、「自己申告がベースで、その真実性をどう担保するかが争点となっている米国」**という構図です。


本人確認における日米の決定的違い


なぜ米国では「ID提示」がこれほど騒がれるのか?

日本の戸籍制度は、世界的に見ても極めて特異で強力な「有権者認証システム」として機能しています。一方で米国にはそれがありません。

  1. 「市民」を証明する共通IDがない

    • 米国の運転免許証は非市民(留学生や就労ビザ保持者)も取得できます。そのため、「免許証を持っている=投票権がある」とは限りません。

  2. 自己申告の限界

    • これまでは登録時に「私は市民です」と誓約するだけで済みましたが、不法移民の増加などを背景に、トランプ氏らは**「物理的な証拠(出生証明書など)を見せない限り信用しない」**というスタンスに振り切ろうとしています(これがSave America Actの核心です)。

  3. 「投票の自由」vs「選挙の公正」

    • 民主党側: 「パスポートを持っていない貧困層が投票できなくなる(実質的な投票妨害だ)」と反発。

    • 共和党側: 「ID確認なしでは不正や外国の干渉を防げない(国家安全保障の問題だ)」と主張。

結論

日本のシステムは、「入り口(戸籍・住民票)」で100%のスクリーニングが終わっているため、投票所での本人確認を簡略化しても公平性が保たれています。

対して米国は、「入り口(登録)」がザルである可能性を否定できないため、「出口(投票所)」で厳格な検問(ID提示・市民権証明)を行おうとしている状況です。動画の中で「選挙の安全保障は国家安全保障だ」と強調されているのは、この「出口戦略」を法制化したいという意図があるためです。


というわけで、本編動画です。

スクリプトは以下の通り。

動画の全編(約25分)にわたるスクリプトを、英語と日本語の対訳形式で作成しました。

ホワイトハウスの記者会見における、選挙制度(Save America Act)、行方不明者の捜索、核兵器条約、情報機関の役割、政府職員の解雇規則など、重要なやり取りを網羅しています。


動画全編スクリプト:ホワイトハウス記者会見(対訳)

1. 選挙制度と「Save America Act」について

[00:00:00] In states like California or in places like New York City, non-citizens are allowed to vote in state and local elections.

(カリフォルニア州のような州やニューヨーク市のような場所では、非市民が州や地方の選挙で投票することが許可されています。)

[00:00:06] And the federal government should absolutely do away with that.

(連邦政府はこれを絶対に廃止すべきです。)

[00:00:19] The president said that he believes states are accumulating the votes… if they can’t do it honestly, then something else has to happen.

(大統領は、州が票を蓄積(操作)していると考えており、正直にできないなら別の手段が必要だと言いました。)

[00:00:37] What the president is suggesting is that Congress should pass the Save America Act.

(大統領が提案しているのは、議会が「アメリカを救う法案(Save America Act)」を可決することです。)

[00:00:51] This will require voter ID to vote and it will require proof of citizenship to register to vote.

(これにより、投票時の身分証提示と、登録時の市民権証明が義務付けられます。)

[00:01:40] In states like California, non-citizens are allowed to vote… the federal government should absolutely do away with that.

(カリフォルニアなどで非市民の投票が許されている現状を、連邦政府は断固として廃止すべきです。)


2. 行方不明者ナンシー・ガスリーさんの捜索について

[00:02:16] President Trump is directing all federal law enforcement to be at the family’s and local law enforcement’s complete disposal.

(トランプ大統領は、すべての連邦法執行機関に対し、家族や地元の法執行機関を全面的に支援するよう指示しています。)

[00:02:35] What they told me is that the FBI is at the disposal of the state and local government.

(FBIからの報告では、州および地方政府の要請に応じて、あらゆる人員や資産を提供するとのことです。)


3. ラスベガスの違法バイオラボと中国の関連について

[00:02:54] The FBI just found a thousand samples inside an illegal biolab in Las Vegas… there are ties to China.

(FBIはラスベガスの違法バイオラボで1000個のサンプルを発見しました。中国との関連が指摘されています。)

[00:03:08] I haven’t spoken to him about this specific investigation, but anyone involved in illegal activity will be held accountable.

(この具体的な捜査について大統領とは話していませんが、違法行為に関わった者は誰であれ責任を問われることになります。)


4. 核兵器条約(新START)について

[00:03:43] Is there a temporary agreement with Russia to stand by the terms of the New START treaty while negotiations are happening?

(交渉中、新START条約の条件を維持するというロシアとの暫定合意はありますか?)

[00:04:02] The United States is the most powerful country in the world. I completely rebuilt its military in my first term.

(「米国は世界で最も強力な国だ。私は1期目に軍を完全に再建した」と大統領は述べています。)

[00:04:36] Rather than extend New START, a badly negotiated deal, the president wants to work on a new, improved, and modernized treaty.

(交渉内容の悪い新STARTを延長するのではなく、大統領は現代化された新しい条約の策定を望んでいます。)


5. タルシ・ギャバード国家情報長官のジョージア州訪問について

[00:05:03] The president was asked and answered that question just yesterday.

(大統領はその質問に対し、ちょうど昨日答えました。)

[00:05:15] Because election security is essential to national security… it is a part of Miss Gabbard’s role.

(選挙の安全保障は国家安全保障に不可欠であり、それはギャバード氏の役割の一部だからです。)

[00:05:22] To make sure that American elections are free of foreign interference and that American elections are safe and secure.

(アメリカの選挙が外国の干渉を受けず、安全で確実なものであることを確認するためです。)


6. 政府職員の解雇規則の改正について

[00:07:53] The Office of Personnel Management released a final rule that makes it easier to fire government employees who are not doing their job.

(人事管理局は、職務を果たさない政府職員を解雇しやすくする最終規則を発表しました。)

[00:08:23] This administration has been very much focused on ensuring that we have an efficient and productive workforce.

(現政権は、米国の納税者のために効率的で生産的な労働力を確保することに注力しています。)

[00:08:43] If they’re not working hard on behalf of this president, they’re not welcome to work for him at all.

(大統領のために懸命に働かないのであれば、ここで働くことは歓迎されません。)


7. 外国からの干渉と2020年選挙について

[00:09:54] What was seized by the FBI were ballots from 2020 in this Fulton County election center.

(FBIが押収したのは、フルトン郡選挙センターの2020年の投票用紙でした。)

[00:10:14] Federal law clearly assigns the DNI with the statutory responsibility to lead counterintelligence matters related to election security.

(連邦法は、選挙の安全に関するカウンターインテリジェンスを主導する法的責任を国家情報長官(DNI)に明確に割り当てています。)

[00:11:05] It is Tulsi Gabbard’s job to ensure that our elections are safe and secure.

(私たちの選挙が安全であることを保証するのは、タルシ・ギャバード氏の仕事なのです。)


[注記] この動画は、同じ内容が2回繰り返される構成になっているため、上記のスクリプトで全編の主要な発言をすべてカバーしています。

日米の制度の違い、そして日本の戸籍制度の意義を感じます。

ところで、日本の場合、有権者確認はしっかりしていても、投票所での本人確認には大きな問題があります。身分証がなくても投票できてしまう現状には大きな課題があるでしょう。

↓もしよろしければ応援クリックお願いします。
人気ブログランキング

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク

コメント

  1. とみえさん より:

    憲法改正の国民投票となる可能性が高いので出来るだけ早く投票用紙とマイナンバーカードとの紐づけを進めて欲しい。
    運転免許証から本籍を無くすことを提案した政治家が誰か調べてみましたが分かりませんでした。無くしたのは愚策中の愚策です。

  2. 名無し より:

    今回の選挙では、期日前投票所に行くと、投票券のはがきを出して、「XXさんですね?」という質問に対して「はい」と言っただけで投票用紙をもらうことができました。それ以外のことは何も聞かれませんでした。
    これが何を意味しているかというと、性別と年代が同じ中国人が私になりすまして投票にいったとしても、はがきを持っていればなにも疑われることなく投票できてしまうということです。
    おそらく、こうしたなりすましは、大学生や寝たきり老人をターゲットにすると、ものすごく簡単にできると思いますね。お金に困っている人から、はがきを買い取るということさえできると思います。