今回は減税裸眼さんの動画から。
動画内で紹介されている本:
巨大中国を動かす紅い方程式 モンスター化する9000万人党組織の世界戦略 Kindle版
中川コージ (著)
要約は以下の通り。
YouTube動画「中国は一党独裁でナゼ経済成長出来たのか?中川コージの悪口を言う回」の内容を詳細に要約します。
この動画は、投稿者が中川コージ氏の著書『巨大中国を動かす赤い方程式』を読み、その内容を噛み砕いて解説しながら、自身の見解や著者への親愛を込めた「ダメ出し」を語るライブ配信です。
1. 中国が経済成長できた理由: 「完成無政府混合経済」
動画のメインテーマであり、著書の第4章で語られている核心部分です。
ミクロな無政府状態 [02:00]: 14億人という巨大な人口をすべて監視・規制することは不可能です。そのため、中国当局は地方の細かい事業や規制については「見て見ぬふり」をしています。
激しい生存競争 [03:11]: この「無政府状態」の中で、無数の起業家が自由に競争し、多くが淘汰される凄まじい「食物連鎖」が起きています。この競争を勝ち抜いた企業(アリババ、テンセント等)だけが巨大に育ちます。
当局による「パック(収穫)」 [03:49]: 企業が十分に育ち、金の卵を産むようになると、当局が登場して規制や「人事件(天下り)」を要求します。しかし、当局は鶏を殺すのではなく、自分たちに従順であれば徹底的に保護し、世界展開を支援します。
日本との違い [04:36]: 日本政府は新しい鶏が生まれること自体を規制で阻害しますが、中国は「党に屈服し、上納金を払えば後は自由」という極端な二段構えでイノベーションを促進しています。
2. 中国共産党の本質: 「究極のリアリスト集団」
生存本能の優先 [14:34]: 中国共産党はイデオロギーの信奉者ではなく、組織が生き残ることに全力を注ぐ徹底的なリアリスト集団です。
メンツとコスパ [15:17]: 基本的にはコストパフォーマンスを重視しますが、唯一「メンツ」を潰された時だけは、損得を無視して徹底的な攻撃や制裁に転じます(例:香港問題 [17:46])。
3. 中国への対抗策: 「日本が経済成長すること」
投稿者は、中国を牽制する最大の手段は「日本が中国以上に成長すること」だと説いています。
民主主義の優位性を示す [20:02]: 中国人民が今の体制に不満を持たないのは、隣の民主主義国(日本)が停滞しているため、「自分たちの体制の方がマシだ」と思われているからです。
メンツを潰す [21:09]: 日本が圧倒的に成長すれば、中国当局の「優秀さ」というメンツが崩れ、国内に摩擦が生じます。これこそが、中国当局にとって最も嫌な攻撃になります。
4. 著者・中川コージ氏への「悪口」という名の賞賛 [36:06]
動画の後半では、著書に対する投稿者の不満(アドバイス)が爆発します。
構成へのダメ出し [37:24]: 「一番面白い第4章(経済成長の理由)をなぜ最後に持ってくるのか。マーケティングが働いていない」と指摘。
表現の難解さ [46:02]: 「例え話が下手すぎる」「カタカナ語や専門用語が多くて伝わらない」と一蹴しつつも、内容は「脳の筋トレになるほど素晴らしい」と高く評価しています。
結論
投稿者は、中国の「自由放任と徹底管理の使い分け」という戦略的な優秀さを認めつつ、日本政府も無駄な規制を排除し、自由な競争(混沌)を許容することで経済成長を目指すべきだと強く訴えています。
非常に重要なご指摘と思います。
インターネット番組、ニッポンジャーナルで私は中川コージさんとは何度か共演させていただいております。
この回の有料枠において、以下のニュース解説がありました。
【世界初の商業用超臨界二酸化炭素発電ユニットの商業運転に成功=中国】中国核工業集団(CNNC)が12月20日に明らかにしたところによると、世界初の商業用超臨界二酸化炭素発電ユニットが商業運転に成功しました。これは超臨界二酸化炭素発電技術が世界で初めて、実験室段階から商業利用に移行したこと… pic.twitter.com/7xSsAOA7Hi
— CGTN JAPANESE (@CgtnJapanese) December 20, 2025
中川コージさん曰く:激しい生存競争を勝ち抜いた末の金の卵の技術、企業。中国については政局のみならず、こういった真の脅威にもっと注目すべき、とのことでした。