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営農型太陽光発電

つい最近ですが、営農型太陽光発電なるものがあることを知りました。営農型太陽光発電ってのは言葉通り、農業営みながら太陽光発電での売電で稼ぐという形だと思います。例えばこんな↓感じ。SNSで写真を拝借しました。

支柱を立てて太陽光パネルを設置し、その下で農作物を育てるという形ですね。

疑問に思ったのが、パネルが上にあるので、下の農作物への光量が減り、作物の成長に悪影響が出ないかということでした。この疑問に対してGoogle先生がこんなリンク先を教えてくれました。よくまとまっています。

農地で行う太陽光発電 ソーラーシェアリング・営農型太陽光発電(太陽光発電総合情報/エコライフ.com)

ソーラーシェアリングを行う際に適しているのがC3型植物という区分に属する作物です。実は植物のほとんどがそれにあたるC3型植物は「光飽和点」を持ち、一定の光量までは成長を続けますが、それ以上の光が当たっても成長を促すことはないとされます。

トウモロコシやサトウキビのような作物は光飽和点を持たない植物(C4型)に属しており、ソーラーシェアリングによって太陽光を防いでしまうのは生育の妨げとなる可能性が大きいです。またスイカやトマトなどの光飽和点が比較的高い作物はソーラーシェアリングをするにはリスクが高い(収穫量が落ちる可能性がある)と考えられます。

要はどの程度の光を必要とするかは作物によって異なるので、多くの光を必要としない作物を選んで育てればいいということだと思いました。人間の知恵ですね。

日経新聞の記事によると、今年の4月に日本初の営農型太陽光発電所が発電開始したようで、比較的新しいです。

SBIエナジー、営農型太陽光発電所が千葉県匝瑳市で稼働開始(日経新聞 2017/4/3 16:05)

農業は素人の自分に縁があるとは思えませんが、この営農型太陽光発電の今後には注目していきたいところです。

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