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宅建と管業の出題範囲比較

管理業務主任者(以後、管業と略します)試験の勉強も少ししているのですが、2週間前に受験した宅建試験の復習もしています。

参考記事:管理業務主任者試験の出願完了 その2(2017/10/1)

参考記事:宅建試験2017予想合格点(2017/10/27)

今年の宅建試験問題の解答解説のサイトが出現しており、作っている方々には感謝です。自分が使いやすいと思うのはこちらのサイトです。

平成29年(2017年)宅建試験【問題】【解答】【解説】合格基準点(宅建超高速勉強術)

自分が間違えた問題を重点的に復習しています。

さて、先日受験した宅建試験と約1か月後に受験予定の管業試験、どちらも不動産関係の資格試験でして試験範囲が共通する部分は多いです。どの程度試験範囲がかぶっているのかを調べてみたところ、こういう資料がありました(数年前の資料ですが、出題傾向はあまり変わっていないと思うので参考になると思います)。

TAC管理業務主任者講座 無料公開セミナー 宅建から管理業務主任者へ!「おさえるツボ大公開~」(PDFファイルが開きます)

5 管理業務主任者試験と宅建主任者試験との出題科目比較
<共通する科目(宅建科目⇒ 宅建の知識でほぼ解ける⇒ 18 問)>
「民法(8問)」⇒ 問1~問6・問 11・問 42
「区分所有法(7問)」⇒問 30・問 31・問 34・問 35・問 37~問 39
※ ただし,宅建試験より難易度は高い
「宅建業法(1問)」⇒ 問 40(重要事項の説明)
「借地借家法(1問)」⇒ 問 44(借家権)
「不動産登記法(1問)」⇒ 問 45
<異なる科目(管理業科目⇒ 管理業務主任者オリジナルの範囲)⇒ 32 問>
① 「標準管理委託契約書(4問)」⇒ 問7~9・問 13
「標準管理規約(5問)」⇒ 問 12・問 29・問 32・問 33・問 36
※ 前者は,管理組合とマンション管理会社との管理受託契約書の国土交通省が作成したヒナ型。後者は,管理組合の管理規約の国土交通省が作成したヒナ型。それぞれ区分所有法・マンション管理適正法とリンクさせて学習すれば,短期間でマスター可能
② 「建築基準法(5問)」⇒ 問 17・問 18・問 20・問 22・問 25
※ 単体規定や建築基準法施行令からの出題が多い。宅建とは,ほとんどは異なる範囲だと思ってよい。難問は捨てる。対策は「宅建の知識」+「管理業務主任者試験の過去問」で十分
③ 「耐震改修法(1問)」⇒ 問 21
④ 「建物の設備・構造等・関係法令(6問)」⇒ 問 19・問 23・問 24・問 26~問 28
※ 範囲が広く専門的。短期攻略はムリ。学習は過去問の範囲にとどめ,難問は捨てる
⑤ 「マンション管理適正化法(4問)」「適正化指針(1問)」⇒ 問 46~50
※ 宅建業法をベースにしているため理解しやすい。短期間でマスター可能
⑥ 「会計(2問)・税務(1問)」⇒ 問 14~16
※ 管理組合の日常的に発生する取引についての基本的な仕訳問題が2問出題される。簿記3級初歩程度の知識が必要。短期間でマスター可能
⑦ 「消費者契約法(1問)」⇒ 問 43
※ マンション管理に関連する「諸法令」が出題される可能性がある。住宅品確法・個人情報保護法・バリアフリー新法・自動車保管場所確保法・動物愛護法等
⑧ 「その他(2問)」⇒ 問 11・問 41
「管理費の滞納処理(1問)」⇒ 問 11
※ 滞納管理費の督促手続きについて問われる。民事訴訟関係の知識が必要
「アフターサービス(1問)」⇒ 問 41

宅建試験とかぶっているところが4割、そうでないところが6割といった感じでしょうか。宅建試験では20問出題される宅建業法が管業試験では1問のみの出題なのは大きな違いです。

このように違いはあるものの、宅建試験と同じく過去問の勉強は効果的だと思うので、試験までに数年分は目を通しておこうと思います。宅建試験に比べると、管業試験の問題解説をしているサイトは少ないです。私はこちら↓のサイトを参考にしようかと思います。

~管理業務主任者の過去問~(宅建通信学院)

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