先日、自賠責に関する法律の改正案について国土交通省の方からレクチャーをいただきました。法案の正式名称は「自動車損害賠償保障法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案」です。
自賠責とは、要は強制加入の自動車保険です。
参議院でみんなの党会派を組んでいる渡辺喜美議員と共にレクチャーを受けました。説明終了後に渡辺議員との相談の結果、この法案の賛否については要検討となりました。どういうことかと言うと、国会で審議される法案について官僚の方々からレクチャーいただく際に、多くの場合はその場で賛成の方針になることが多いのですが、今回は反対の方針となり得る法案であるということです。
反対の一番の理由は、保険料の増額、つまり自動車利用者の負担増となるからです。
とりあえず、法案の説明資料を共有します。
自動車損害賠償保障法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律案について（10MB）
この法案、自動車利用者にとっての負担額増ということで反対なのですが、以下のように2点反対しにくい仕組みが盛り込まれているように思いました。
・利用者の負担する賦課金増加によって、被害者救済が充実するとのこと。
・自動車安全特別会計から一般会計へ繰り入れた約6000億円を繰り戻すこと。
とりあえず、情報共有をしておきます。