スポンサーリンク

高市早苗総理大臣? 玉木雄一郎総理大臣? 公明離脱で政局激震——自民「3つのシナリオ」と玉木の“一回性の決断”

自民党総裁選後、公明党が連立離脱し、誰が総理になるか、が注目となっています。

2025/10/15 #日テレ #newszero #ニュース
野党一本化が成立し、“玉木首相”が誕生するのでしょうか? 15日に立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の野党三党の党首が首相指名選挙に向けて、会談を行うことが分かりました。

ここで、チャンネルくららの動画を2つ紹介します。

要約は以下の通り。

  • 公明党が「連立離脱」を表明。これで首班指名を巡る情勢が一気に流動化し、自民党政権崩壊の危機、さらには自民党そのものの崩壊懸念まで飛び交う状況に。
  • 想定される大枠のシナリオは3つ。
    1. 自民党が「維新+国民」で公明党分を補う連立。
    2. 立憲・維新・国民・公明などの「野党連合」。
    3. 一周回って「自民党単独政権」。
  • シナリオ1の難所:短期での合意形成が難しく、特に選挙区調整が最大のハードル。与党連立に入ると候補者の立て方が制約され、維新・国民側の成長余地が狭まるため調整負担が大。
  • シナリオ2のリアリティ:衆院は4党で過半に届く計算でも、日本政治は参院で最終決着するため、参院で17議席ほど不足。賛成党や一部会派を取り込む案はあるが、共産・れいわとの連携が必要になる可能性もあり、現実には「衆参ねじれ→自民から離脱者を誘う」という古典的展開に寄りやすい。
  • さらに「立憲中心の野党政権が発足→高市自民が公明と再接近」という“何のための対立だったのか”という逆転パターンも、あくまで頭の体操としては排除できない。
  • シナリオ3の条件:どの組み合わせもまとまらなければ、最大政党として自民単独政権の可能性が生じる。比較第一党の論理に回帰する形。
  • いずれにせよ「高市・維新・国民」の“高維国”で組めれば政治は安定し、減税に道が開けるというのが演者の基本線。高市氏は「減税を選択肢としてやる」趣旨の発信をしており、その火を消さないことが重要。
  • 実務提案:高市(自民)、藤田(維新)、玉木(国民)、斉藤(公明)の「4党首会合」を定期開催すべき。公明が連立離脱を唱えても“何でも反対”ではないため、政策推進の場は設けられる。シナリオ1または3なら、公明を加えた4者の政策協議体で国政を前に進められる。
  • 余談的指摘:公明を“なだめる”ためだけに特定人事を外すといった手も理屈上はあるが、高市氏の実直な性格からすると現実味は薄い、との見立て。
  • まとめの姿勢:倉山塾の流儀は「どうなるか」より「どうするか」。情勢はさらに動くが、対応策(減税実現へ向けた“高維国”軸と4党首会合の設置)は一貫している。メルマガで詳細を追補予定。

再度、3つのシナリオを確認。

  • 想定される大枠のシナリオは3つ。
    1. 自民党が「維新+国民」で公明党分を補う連立。
    2. 立憲・維新・国民・公明などの「野党連合」。
    3. 一周回って「自民党単独政権」。

次の動画。

要約は以下の通り。

要約します。

  • テーマ:玉木雄一郎(国民民主)に対し「野党連合に乗るべきではない」という高市支持層の声は理解できるが、玉木側・野党側にも固有の事情と計算がある。
  • チャンスの「一回性」:政治史的に“最初に来た機会”を逃すと次は来ない(または大幅に条件が悪化)ことが多い。小沢一郎は49歳時に最年少総理の機会を断り、その後多数の後輩に追い抜かれたという例が象徴的。
  • 「待てば好機」神話の危うさ:池田勇人・田中角栄・竹下登はいずれも“今は待て”と言われても掴みに行って総理になった。逆に福田赳夫は苦労の末に就任、安倍晋太郎・渡辺美智雄は事件や力学で機会を逸し、そのまま総理になれなかった。
  • 不確実性の本質:ロッキード・リクルート級の突発事で情勢は激変する。就任後に短命で終わるケース(大平・竹下のように)もあれば、そもそも就任機会が二度と来ないこともある。だから“合理を超えた合理”として、最初の機会を掴む戦略には一理ある。
  • 現在の文脈(公明の連立離脱):公明の離脱により、「国民民主だけが自民と連立に入れ」という圧力は弱まった。数合わせの観点で“国民だけで足りる”局面が消え、玉木にとって選択肢が広がった。
  • 権力マグマの揺らぎ:永田町では「玉木主犯は成功確率が低く、最終的には高市が総理」という“現時点の常識”があるが、確率は固定ではない。動的に変化する前提に立つべき。
  • 参院決定論:衆院の計算はやりようがあっても、日本政治は最終的に参議院で決まる。参院多数(または可決可動の安定回廊)をいかに確保するかが最大の壁。
  • 麻生太郎との関係:玉木と麻生の良好関係は衆目の一致。ただし今回はその軸だけで動ける局面ではなく、公明離脱で全体の座組が変形している。
  • 「野党連合」是非の再定義:単純に“乗る/乗らない”の二択ではなく、参院を含む持続的多数形成の設計図が描けるなら“乗る合理”もありうる。逆に設計図が描けない連合は短命・混乱の確率が高い。
  • 歴史の参照点:池田勇人の“危険な時に引き受けて切り開く”型を例示。周囲が止めても本人の意思で運命を動かしたケースはある。
  • 結論の含意:玉木が首班指名を受ける選択は“無茶”に見えても、二度と来ないかもしれない機会を掴む合理がある。鍵は①参院を含む安定回廊、②突発リスクへの耐久性、③誰と何をどの順番でやるかという戦略設計。
  • 位置づけ:倉山の基本姿勢は「どうなるか」より「どうするか」。当事者の立場ごとに打ち手を検討し、現実を切り開く方法論を重視。詳しい“勝ち筋(設計図)”はメルマガで提示予定。

玉木雄一郎さんに、チャンスがあるなら狙え、というアドバイスは大変興味深いです。

直近の玉木雄一郎さんのライブ配信を紹介します。

要約は以下の通り。

概要

  • 玉木雄一郎代表が、①高市自民党総裁、②立憲・野田代表、③日本維新の会・藤田共同代表と相次いで会談。
  • 連立の枠組みよりも「政策本位(手取り増・物価対策・成長戦略)」を最優先と表明。
  • 維新が自民と接近(吉村代表が高市氏と会談し“政策合意なら首班指名は高市”と発言)したことに驚きと不快感を示しつつ、国民民主は一貫して“政策で協力・不一致は反対”の姿勢を維持。

きょうの動き(時系列)

  1. 13:30〜 自民・高市総裁と党首会談
  2. 16:00〜 立憲・野田代表、維新・藤田共同代表と三者会談
  3. 18:00〜 高市総裁×維新・吉村代表の会談(報道/伝聞)。維新は政策合意で「首班=高市」を示唆。

自民・高市会談の要点

  • まず健康を気遣いつつ「少数与党で厳しい局面、協力できる所は協力」と伝達。
  • 2024年12月の「3党幹事長合意」の履行を強く要求(“まだ生きている”と確認済み)。
    • ガソリン暫定税率の廃止(=ガソリン値下げ)を年内に実行。
    • 「年収の壁」103万→178万へ段階引き上げ。できれば年末調整で還元。
    • 軽油(経由)も対象に。
    • 成長会長同士の実務協議を即開始(最短で翌日から)。
  • 政治資金:企業・団体献金は全面禁止せず、受け手を「党本部・都道府県連」に限定し、厳格開示を課す“受け手規制”案を提案(このスキームは元々、国民民主と公明で作成)。自民にも採用を迫る。
  • 成長戦略:科学技術立国を軸に「国民民主の新・三本の矢」を説明。高市氏は前向き。
  • 連立誘いには「連立に入る/入らないより、まず合意済み政策の即時実行で信頼を」と回答。履行されれば連携の深化に応じる姿勢。

立憲・維新との三者会談の論点

  • 政権枠組み:仮に立憲+国民+維新でも衆院は見通しあり得るが参院が足りない。公明を足しても過半数に届かず、「少数与党でどう運営するのか」を問い質す。共産・参政は入れないとの回答=運営はなお厳しい。
  • 安全保障法制:立憲は「一部違憲」主張を維持。野田氏は「当面、法改正はしない/違憲具体事例は無い」としつつ将来の違憲可能性に言及。玉木氏は「政権内で“違憲/合憲”が割れるのは内閣不一致で危険」と強く問題視。
  • 原発・エネルギー:立憲は「原発ゼロ」を綱領に維持。玉木氏は再稼働・リプレース・新増設を含む現実路線を主張(AI・データセンター電力や地政学で不可欠)。一定の歩み寄り気配はあるが、なお溝あり。
  • 憲法改正:立憲は「論憲」と言いつつ実態は「護憲・一字も変えるな」スタンス。国民・維新・有志が出している緊急事態条項への協力を求めたが、立憲は「参院緊急集会で対応可能」として消極的。
  • 結果:距離は“わずかに縮まった”が隔たり大。幹事長・国対委で再協議し、整えば月曜に再度党首会談へ。

維新の“自民と連立前提”報に対する所感

  • 藤田氏とは「野党統一の首班候補」議論を真剣に進めていたとの認識だったが、吉村代表の動きで“二枚舌”のように映ったと不快感。
  • それでも国民民主は「政策本位」。維新が連立するなら、最低でも“企業・団体献金の禁止(または受け手規制強化)”を自民に呑ませるべきと強く要求。ここを譲るなら維新の一貫性が問われる、と釘。

玉木代表の基本姿勢(再確認)

  • 連立の有無より、約束(ガソリン減税/年収の壁引き上げ)を“年内に”実行するスピードが重要。
  • 「対決より解決」「政策本位」:国民の手取りを増やす政策には協力、そうでなければ反対。
  • 自民が年収の壁協議を本気で進めるなら応じる。公明とも政治改革で協議予定。
  • “誰が敵・味方になるか”が流動的な中でも、節度・信義を重視(出し抜き型の政局ゲームは回避)。

今後の具体アクション

  • 自民(小林政策責任者)×国民(浜口政調)の「年収の壁」協議を開始。
  • 公明・斉藤代表とも会談し、政治改革等の共通テーマで連携探る。
  • 立憲・維新とは幹事長/国対で詰め、月曜に再党首会談の可能性。

付記(配信メトリクス)

  • 同時接続:YouTube約3.4万人、X約3.6万人、TikTok約2千人(合計約7.2万人)。

まとめ

  • 玉木氏は「政策の即時履行」を物差しに、与野党をまたいだ“実務協議の加速”へ舵。
  • 核心は①ガソリン暫定税率の年内撤廃、②年収の壁の実質178万円化、③科学技術立国の成長戦略。
  • 安保・原発・改憲では立憲との隔たりが依然大きく、維新は自民接近。
  • それでも“政策で前進するなら協力する”という一貫姿勢を強調した配信内容。

玉木雄一郎さんの発言内容からは、今回のチャンスを強引にものにするような意図はなさそうです。

上記を踏まえると、このまま高市早苗さんが総理大臣になる可能性が濃厚のように思います。

↓もしよろしければ応援クリックお願いします。
人気ブログランキング

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク