今回は(も)私が政策立案でお世話になっている救国シンクタンク(チャンネルくらら)から。
台湾の政治情勢について。
少し昔のポストを。
本日、台湾の新総統に就任された頼清徳氏とのツーショット写真です。
国家のトップを目の前にして良い緊張感を経験できました。 https://t.co/vIOvp3zZF2
— 浜田 聡 前参議院議員 日本自由党月額980円党員募集中💉💉💉 YouTube&ブログ毎日更新 (@satoshi_hamada) May 20, 2024
それはさておき、前回の台湾総統選挙は3つ巴の戦いでした。
台湾総統選
投票日1月13日
即日開票
民進党 頼清徳氏(当選)
558万6019票
国民党 侯友宜氏
467万1021票
民衆党 柯文哲氏
369万466票 投票率71.86%
前回4年前より3ポイント減チャイナ共産党による侵略断固阻止
チャイナを宗の頃の版図に押し込みましょう
#台湾総統選挙 #頼清徳
#StopCCP https://t.co/MuZmtpn6IN— 山下俊輔(山下しゅんすけ)@起きる会 代表 (@yamap888) January 13, 2024
本題とは関係ないのですが、賴清德(らいせいとく)氏と柯文哲(かぶんてつ)氏はいずれも医師の経歴をもっているところには印象に残っています。
問「台湾にとって当面の『敵』はどこですか?」
ある意味いい答え合わせになっている。
#台湾政治
#台湾総統選挙 https://t.co/qKpuPqdADk— 台湾史.jp (@Formosanhistory) January 6, 2024
本題の動画。台湾では2026年の終盤に統一地方選挙、2028年に総統選挙が予定されています。
動画「国民党が負けたら北京はどう動く?台湾統一地方選まで1か月|吉田知史×倉山満【LIVE】」(YouTube動画リンク)で語られている主な論点と重要ポイントは以下の通りです。
統一地方選挙と総統選の関係性 日本側の「親中・反中」の単純化に対する誤解 地方選挙の構造と本来の勝敗ライン 台湾政治における「左右(保守・革新)」のねじれ 国民党執行部の現状と選挙戦の行方 国民党が敗北した場合の北京(中国共産党)の対応
対外的な公式声明: 外交部や国台弁はどのような結果であれ、共産党内強硬派を抑えるために「平和統一の道は残されている」「県市議会の総数では国民党が多数派であり民進党の民意は否定された」という論理で発表を行うことが規定路線となっている [10:44]。 実質的な動向: 「2028年の国民党による政権奪還が極めて困難になった」と判断するため、共産党内では軍事力を背景に威嚇・屈服を迫る武力統一や強制統一を支持する強硬派の発言力が増す [21:24]。 浸透工作の深化: 地方選で敗北して中央からの再分配資源が細った国民党の地方組織に対し、中国本土側が新たな資金的・利権的パトロンとして直接浸透しやすくなる側面がある [22:23]。 第三勢力(民衆党など)の現状 台湾海峡の安全保障環境の大前提
日本のメディアでは、台湾の政治情勢というと「親中派の国民党 vs 反中(独立派)の民進党」という分かりやすい二元論で語られがちです。しかし、今回の解説にある通り、地方選挙は本来、大外路線とは切り離された地方固有の政治力学や組織力で動いており、そうした単純な図式で捉えると本質を見誤ってしまいます。
今回の統一地方選挙で最大の焦点となるのは、組織力で圧倒的に優位なはずの国民党が、地盤である台北や新北などを落として「実質的な敗北」を喫した場合の波及効果です。
北京(中国共産党)にとって直近の現実的なターゲットは、今回の地方選の地盤を足がかりにした「2028年総統選挙での国民党による政権奪還」でした。しかし、もし国民党が地方選で大敗すれば、2028年に合法的な選挙を通じて親中派政権を樹立させ、平和統一へ誘導するというシナリオは事実上破綻します。
そうなれば、北京の内部で「平和統一の道はまだ残されている」としてきた穏健派の官僚組織は立場を失い、軍事力を背景に威嚇・屈服を迫る強制統一路線や、武力行使を辞さない強硬派の圧力が一層強まることになります。同時に、敗北によって中央からの分配資源が細った国民党の地方組織に対し、中国本土側が直接のパトロンとして浸透工作を強めていくという構造的なリスクも見過ごせません。
動画でも指摘されていた通り、短期的に明日すぐ武力侵攻が起きる可能性は極めて低いものの、中長期的な視点に立てば情勢は大きく異なります。何より台湾には平時が存在せず、「常にグレーゾーンか有事か」という慢性的な緊張下にあるのが実情です。
台湾海峡の安定は、我が国日本のシーレーン防衛および安全保障に直結する死活問題です。表面的な報道のレッテル貼りに惑わされることなく、台湾内部の権力闘争と、2028年に向けた北京の動向を冷静に注視し、国益を守るための備えと政策提言に繋げていきます。


コメント
台北市と新北市を落としたらそこまでなるんですね。沖縄みたいなもんかな