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中国共産党員による米国に有害菌密輸容疑

今回はこの記事。

米中西部ミシガン州デトロイトの連邦地検は3日、農作物に被害をもたらす有害な菌を昨年7月、米国に違法に持ち込んだなどとして、密輸などの容疑で、いずれも中国人研究者の男(34)と女(33)を訴追したと発表した。米メディアが伝えた。男は、女が所属するミシガン大で研究に使うために持ち込んだと供述しているという。

トランプ政権は「安全保障上の脅威」と見なし、中国人研究者らへの監視を強めている。連邦地検によると、菌は「フザリウム属菌」の一種。小麦やコメなどの穂を枯らし「潜在的な農業テロ兵器」と分類されているとしている。

米メディアによると、男は中国の大学の研究者で、昨年7月、デトロイトの空港で入国しようとした際、リュックに菌を隠し持っているのが見つかり、中国に送還された。女は中国政府から研究資金を得ていたほか、電子機器に中国共産党員であることを示す情報が含まれていたという。

この件に関する某ブログ記事を紹介します。

輸入が認められていないフザリウム属の菌を持ち込んでいたとのこと。

イネ科やナス科、アブラナ科など主要な作物に対しての
植物病の原因になりかねませんし、
マイコトキシンを生成する種も確認されています。

かつてはソ連が科学兵器代わりに穀物を汚染することで
大量の死者を出すために利用したなんて噂もあったようです。

そんなものを中国の大学の研究者が、
なぜか中国内で研究を行わず研究と称して米国に密輸。

もうこんなの悪意を持って持ち込んだとしか考えられませんよ。

トランプ大統領がハーバード大学から
大部分が中国人であることから外国人留学生をがっつり排除したのは
こうしたリスクが、特に中国からの留学生の場合は全く否定できないからでしょう。

日本の赤にまみれたくそみたいなのが学長をやっている大学は
この中国人留学生を自分の大学に無償で受け入れるなんてことを発表しています。

中国の場合中国共産党がノーチェックで留学生を送り出すはずがありませんし、
国防動員法と国家情報法がある以上は
何処の国でも留学生や研究者だけでなくその他も含めて
中国人は全てスパイの可能性があるのだと疑っておかなければなりません。

こういうことを書くと差別だなんだ言ってくるのが湧くんですが、
こういうのは差別ではなく区別です。

チャイナリスクという非常に危険なリスク因子が存在するのですから。

日本も対策が必要でしょう。課題は山積と思いますがひとつひとつできるところから。

まずは現状把握が必要ということで、日本政府が日本国内の中国共産党員の存在をどの程度把握しているのかを問う質問主意書案の準備中です。

オーストラリアで実行されたことが参考になると思います。

2020/12/14 #ボーイング #中国共産党 #イギリス
オーストラリアのメディア オーストラリアンは14日、
中国共産党員195万人分の情報が記載された公式のデータベースを入手し、分析した結果、
各国が上海に置いている公館や世界的企業に多数の中国共産党員が
勤務している実態が判明したと伝えました。

データベースは、反体制派の内部告発者から
上海のサーバーを通じて外部に提供されたもので、
党員の生年月日や民族、党内の地位などが
記録されているということです。
オーストラリアンの調査では、上海にある
オーストラリアや、アメリカ、イギリス、ドイツなどおよそ
10の総領事館が、中国政府が運営する人材派遣会社を通じ、
政府関連の上級専門家や経済顧問、
幹部アシスタントなどとして党員を雇用してきたといいます。
防衛事業を展開するアメリカのボーイング、
新型コロナウイルスワクチンを開発するアメリカのファイザー、
イギリスのアストラゼネカにも中国共産党員が勤務していることが
確認されたとしています。

外交専門家は多数の党員雇用で機密情報の漏えいなど
安全保障上の懸念があると警告しています。

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コメント

  1. 0924 より:

    中国共産党員またはその息のかかった人間は民間団体の肩書きでやってくる。彼らはいくつも肩書きがあってそれを使い分ける。(サイレント・インベージョンの著書から学んだこと)

    中共は堂々と「軍民融合」と言っている時点で、日本は中国の民間企業も軍と看做してもいいというところを突かなければ行けないと思う。軍民融合とは民間企業など組織のおける便衣兵と言ってもいいのかもしれない。

  2. 0924 より:

    軍民融合の一例

    <普段から動員体制が組まれている特異さ>
    もちろん、国家の非常時において民間の能力を動員することは多くの国で行われている。日本でも、第2次世界大戦中に数多くの商船が海上輸送等に従事し6万人余の船員の尊い命が失われた。それは決して忘れてはならない事実である。

    また1982年に生じたフォークランド紛争で、イギリスは豪華客船「クイーン・エリザベス2世」やコンテナ船など多くの民間船舶を徴用して英国軍部隊を輸送し、一部の船舶がアルゼンチン軍に撃沈されるなど少なからぬ被害も生じた。

    ここで取り上げる中国の特異さは「軍民融合」が示すとおり、普段から動員体制が組まれ、中国遠洋集団(COSCO)、招商局集団(Sinotrans)、中国交通建設集団(CCCC)などの海運企業ごとに企業民兵として「海運大隊」などの部隊に編制されており、定期的に人民解放軍の指揮下でさまざまな訓練や作戦に参加している事実である。

    とくに近年では、軍事目的の装備の常設や改造が行われるなど、従来以上に軍事目的の利用が進んでいる。

    <日本でもなじみのある海運企業が豹変するリスク>
    近年、国際社会は中国漁船の怪しい動きを海上民兵として警戒する議論があるが、中国の海上民兵は漁船だけに限らない。

    中国の「軍民融合」、漁船や商船など民間船舶に対する普段からの動員や軍事作戦目的の装備の常設・改造が進められていることは、決して遠い海の向こうの他人事として看過できるものではない。

    なぜならば、中国遠洋集団、招商局集団、中国交通建設集団などは、日本の港湾などでもなじみのある海運企業であり、そのような装備の常設化が進むことは、それらの船舶が動員命令一つで瞬時に軍事作戦に切り替えることが可能となることを意味するからである。

    現在、中国では民兵や国防動員に関する法律などの見直しが行われている。詳細は明らかにされていないがその見直しの方向は、より一層「軍民融合」を目指すことに間違いはないだろう。

    有事のみならず平時であっても経済活動よりも軍事活動を優先される社会、有事平時にかかわらず動員命令一つで民間企業や個人が瞬時に軍事力の手段に変身する社会、日本社会とまったく異なる風景がすぐ隣にあることをわれわれは理解しておく必要がある。

    (日本が警戒すべき中国「軍民融合」知られざる怖さ 民間カーフェリーをいつでも強襲上陸に使える 山本 勝也 : 笹川平和財団 主任研究員 2021年11月19日 7:00 東洋経済オンライン)

  3. 0924 より:

    昨今の中国の拡張主義と横暴には日本の世論も怒り心頭ですが、彼らには彼らのナラティブというものがあると考えています。

    まず中共のナラティブ
    習近平総書記は第20回党大会報告においては、「人類運命共同体の構築を推進し、新たな人類文明を創造する」ことを中国式現代化の必須要件と位置付け、中国式現代化が新たな人類文明を創造するという厳粛な責任をさらに明確にしたとあります。

    中国共産党:「マルクス共産主義に基づいた、新しい形の人類文明を創造する」
    西側諸国の近代化の道は間違っており、資本主義は様々な侵略と略奪を伴う近代化である為、これを否定し、習近平総書記が人類の未来を共有する共同体の建設を促進し、新しい形の人類文明を創造する!

    (今や人類運命共同体構想は、ハーバード大の卒業式でまで大々的に呼び掛けられるようになっているそう)

    共産党の文体は万民にその意図をわからないようにしつつ、党員にはその意図をわかるように独特なものにしていあるのでしょう。

    すなわちマルクスの威光を使いつつ、習近平が”共同体”の旗振り役となるということです。もっといえば、習近平を中心とする世界秩序構築の宣言のようなもの(?)人類文明というのはあまりに大げさだと思われるかもしれないが、大事なのはその視座の高さであり、人類文明レベルでものを考えているということです。あの国には明確な大戦略があるということです。

    この世界観に対抗するには、保守自由主義の意義やマルクス共産主義の多大な犠牲を挙げるべきで、中国式の近代化や中国独自の社会主義が、いかに時代遅れの考えを新しく装ったペテンであるかを知らしめるべきです。

    チャンネルくららの「中国四千年の歴史はデタラメ?!『歴史から観る中国の正体』の動画を見たのですが、動画の中では、インドからやって来た仏教に負けない世界観をつくるために朱子学が生まれたということを知りました。それは重要な視点でその屁理屈プロセスのノウハウが現代中国の思想構築にも息づいていると思うので、対抗するには日本も思想に強くならないといけないということですね。聖徳太子が「日出処の天子、書を日没する処の天子に致す」として日本の気概を示した歴史がありますが、原点回帰すべきです。

    現代においての中国に強い影響があるの屁理屈に相当するのは、中華民族の復興だったり、統一という概念です。その背景にはアヘン戦争の”屈辱の歴史”があり、それが中国共産党のエンジンになっていると考えます。

    上記に対抗するには、新たなナラティブを構築する必要があると思います。重要なことは中国の拡張主義を挫くこと。そのためには相対化が重要だと考えます。

    地域の相対化
    ・歴代王朝をみるに統一された状態は自然ではなく一時的ということ、物理的にも統一は不可能で、分裂した状態をごく自然な状態
    ・大陸の地域多様性を強調すること、「南船北馬」などにみられる北京、上海、広東などの独自性、「多様な地域の集合体」として存立し得る
    ・中国国内で中国が認定した56の民族(モンゴル・チベット・ウイグルを含む)についても漢民族とはまったく違う独自性があり漢民族中心主義の犠牲者である
    ・香港や台湾などはマレーシアやシンガポールなどは大陸とは違う独自の連続性がある

    歴史の相対化
    ・悠久の歴史からすればアヘン戦争や反日の屈辱は、古代から行われたきた侵略の歴史の一部に過ぎない
    ・反日憎悪は、中国共産党(毛沢東)によって意図的に作られた感情であるから、当時の中国政府の狡猾さと中国兵士の残虐性を知らしめる、これは戦争による互いの不幸なのである。(日米の場合、当時の兵士が追悼で集っていることで実現している)
    ・日本のカルチャーや日本の中国に対する貢献を強調する(中華人民共和国の改革開放の◯◯%は日本でできているなど)
    ・裏のカウンタープロパガンダとしていわゆる「精日運動(中華人民共和国で精神的に自らを日本人とみなしている若者を指すインターネットスラングである」を推進して、中華民族のナラティブを弱める。

  4. B・しばCar より:

    選択的夫婦別姓に前向きな(国民民主および)参政党も反ワク(だった)事実と言う事を反故にして選挙の勝利を目論むやり方は与野党問わずの常套手段というべきか。
    神谷党首曰くワクチン接種マイルド発言なのだそう。

    ワクチン接種後に逝去された方は大変お気の毒ですが、ワクチン接種をしたいがため、
    問診票に虚偽の申告(※朝日新聞2021/12/05の記事ー『「感染者が多く…」医療従事者がワクチン4回接種」』)をした可能性も否定はできませんよね。

    私これまで4回接種しましたし、とりわけ2回目の接種時の副反応は酷かったですが、
    現在の体調はおおむね良好ですけれど…。

    福井かんきさん、応援しております。