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最高裁判所裁判官国民審査制度改革について参議院法制局に相談しています その2

今回の記事は前回↓の続きとなります。

衆院選投票時に併せて実施される最高裁裁判官の国民審査ですが、これまで、信任を得られずに罷免された裁判官は1人もいません。制度そのものに疑問を持つ国民は一定の割合でいると思います。

そこで、衆院選の際の最高裁裁判官国民審査制度を改革していくため、各種意見(前回記事参照)を参考に次のような提案を挙げてみました。

1.現状の「×をつけなければマル(信任)とみなす」→「全員に対して○と×をつけてください、空欄のままとした判事についての審査は無効票になります」という制度変更。

2.内閣法を改正し、「内閣は、最高裁判所の裁判官を任命しようとするときは、あらかじめ、国会の意見を聴かなければならない」という条文を追加する。

上記のような提案について参議院法制局に相談していました。今回は1.について参議院法制局からいただいた回答を共有します。

さて、法制局は法案作成において、国会議員のサポートをしてくれるのですが、その際に作成予定の法案の趣旨や意義、その他背景知識など調査したうえで教えていただけるので、私にとって大変勉強になります。

以下、参議院法制局に作っていただいた資料を紹介します。

国民審査制度改革に関するご相談について

昭和27年の最高裁判決などなかなか興味深いとは思います。とは言え時代の流れ等から、国民の間で現行制度の問題意識が高まれば、制度変更の議論はあってしかるべきと考えます。

衆院選時以外にはあまり話題になりませんが、憲法改正が現実味を帯びてきた時には必ず注目される制度であるとも思います。

引き続き、色々な方々のご意見を参考にしつつ参議院法制局と協力して地道に進めていこうと思います。

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