都議選投開票日、沖縄におります。
本日、超党派『戦没者のご遺骨等の収集の加速化を図る議連』で沖縄県を視察しました。 https://t.co/gcD6T1wSEz
— 浜田 聡 参議院議員 2025年7月参院選挑戦予定 💉💉💉 YouTubeやブログは毎日発信 (@satoshi_hamada) June 22, 2025
豊見城市(とみぐすくし)、糸満市において遺骨収集の現場を目にすることができました。
概要は以下の通りです。
現場での動画↓。
戦後80年経過するもまだまだ終わりが見えない状況なのは本当に悩ましいです。
現場で活動されている方々の話から出た課題。
・厚労省によるボランティア頼りの姿勢
・遺留品の扱いに困ることがある(長年やっているにも関わらず、法制度がしっかりしていない旨を言及いただきました)
問題意識のある議員の奮闘に期待しつつ、私もできる限り努力します。
関連動画を少しだけ紹介。
ChatGPTに、沖縄県における遺骨収集の課題を羅列してもらいました。適宜ご参考に。
沖縄県における遺骨収集には、次のような課題がまとめられます。
- 遺族・証言者の高齢化
戦争体験者や遺骨収集に関する証言者が高齢化し、情報提供の精度・量が低下している (pref.okinawa.lg.jp)。- ボランティア頼みの体制
収骨活動は主に民間団体やボランティアに依存しており、組織的・計画的な体制構築が遅れている (pref.okinawa.lg.jp)。- 情報一元化の不足
遺骨がある可能性のある場所(壕や慰霊塔など)の情報は分散しており、県や市町村による統合・管理が不十分 (pref.okinawa.lg.jp)。- DNA鑑定による特定が進まない
多くの遺骨にDNA鑑定申請が行われているものの、高温多湿な気候や資料の不足により、身元判明はほとんど進んでいない (ryukyushimpo.jp)。- 古墓由来遺骨との識別難
遺骨発見時に戦没者由来かどうか判断できず、古代の墓からの遺骨との混在が問題に 。- 収骨対象・手法の限定
・ 重機を必要とする地下壕は厚労省の担当であり、県のボランティアでは対応できない 。
・ さらに危険な埋没壕では国への要請が必要で、対応までの手続きが複雑 。- 慰霊塔内遺骨の収集困難
魂魄の塔など慰霊塔内に残る遺骨について、取り出しやDNA鑑定の実施を求める声があるが、現状では作業が進んでいない (qab.co.jp)。- 土地所有者不明地や不発弾問題との連動
所有者不明地や不発弾埋設地の多さにより調査が進まないエリアがある 。- 遺骨土砂問題と政治的摩擦
基地建設等で遺骨を含む土砂が工事に流用される「遺骨土砂問題」に対し、遺族や市民団体からの反発もあり、人権・宗教的観点からも議論が続いている (gendainoriron.jp)。
これらを解消するには、以下のような対策が有効です:
- 情報収集のデータベース化と共有体制の強化
- 若年ボランティアの育成・参加促進
- 国と県、市町村の連携強化(特に埋没壕対応)
- DNA鑑定制度の実効性向上と専門家の参画
- 慰霊塔内部の遺骨対応ルール整備
- 土砂扱いや所有者不明地問題への配慮と法整備
これらの課題を踏まえた上で、県・国・市町村・遺族・ボランティアが連携し、体系的な対応が求められています。
コメント
今日、6/23は『沖縄慰霊の日』。
薄暗く狭隘なガマで自決を強いられた民間人も、ひめゆり部隊も、日本軍兵士も、
みな「ぬどぅ宝」
黙祷。
遺骨収集にそもそも党派などは無用で、議員またはそうではないことも、違いはないかも知れません。それでも、国民の代表が先人の苦しみといくらか失策などを思い、汗と泥に塗れ、せめて骨を拾うという心を忘れずにいてくれることは、大きなご供養です。私たちが忘れてはならないことのひとつ、いざとなれば避けて通れないかも知れぬ戦争のコストとリスク、いつも犠牲になる子供たちのこと、暗闇での恐怖と死。
80年経てば、死者の思い怒りや悲しみは、もうそこにはなく、その魂はきっと幸せすぎる現代の私たちを見守ってくれていることでしょう。私たちにとっては代わる代わるときどき思い、味わい、国民を二度と同じ境遇に決して置かないことを誓う機会です。そして私も誓います。
公権力がなくとも、心ある選ばれた人が忘れずにいて、最良の未来志向のために歴史を踏まえて国民を守る心を新たにしてくれるよう…小さな働きかけを続けていくつもりです。暑い中、本当にありがとうございます。作業服姿もカッコよかったです。