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川崎市長選挙2025 候補者討論会の内容まとめ

川崎市長選挙について。

事務事業評価で税金の使い道を正す党、宮部龍彦候補へのご投票をお願いします。

今回は、候補者討論会を紹介します。候補者6人中、4人が参加のもの↓。

生成AIによる要約は以下の通り。

川崎市長選2025 公開討論会・交流会(10/11)再要約

(告示直前報道の候補者確定情報を反映:6氏=福田紀彦〔現職・4期目目指す〕/野末明美〔共産推薦・政治団体役員〕/山田瑛理〔元市議〕/國谷涼太〔会社員・25歳〕/関口実〔清掃員・67歳〕/宮部龍彦〔プログラマー・46歳〕。投開票10/26)

1) 概要

  • 会場:民主主義博物館。趣旨は「欧州型の双方向討論」を川崎でも実践。
  • 進行ルール:人格否定・一方通行を避け、相互尊重で。
  • 登壇(発言確認できた主な4名):
    • 國谷涼太(25):川崎育ち、コンサル経験の会社員。
    • 野末明美(60):医療系現場経験、市民連携(「川崎民主市政をつくる会」等)を背景に暮らし最優先。
    • 宮部龍彦(46):出版・エンジニア。行政監視と「事務事業評価」で税金の使途是正。
    • 関口実(67):清掃員、発達障害の当事者性から人権・平和・反差別を前面に。
      ※**現職・福田紀彦(53)山田瑛理(42)**は本討論では発言確認できず。

2) 各候補の柱(討論会での発言ベース)

  • 國谷
    • 若者・子育て世代に「選ばれる街」。
    • 企業誘致/ベンチャー支援で昼夜間人口比(川崎は政令市最低水準)を改善し稼ぐ基盤を強化。
    • 行政のデジタル化でプッシュ型案内・負担軽減。市長任期は2期8年を自らに課す
  • 野末
    • 川崎は財政力が高いのに生活支援が遅い大規模開発優先の見直し
    • 子ども医療費18歳まで無償化学校給食無償化保育料大幅引き下げ
    • 家賃補助(若年単身含む)医療・介護・福祉職の賃上げ支援中小企業賃上げ補助
    • 南武線ワンマン運転は中止し車掌復帰、各駅にJR社員常駐を求める。
  • 宮部
    • 事務事業評価」で全施策の効果・副作用・コストを毎年検証し持続可能性を担保。
    • スタートアップ減免(法人市民税・固定資産税の創業期軽減)、高校段階の職業教育(工業・農業等)推進
    • 18歳までの完全無償化はモラルハザードと費用膨張を懸念しエビデンスで設計
    • 南武線は全面巻き戻しは現実的でないが、臨時改札・仮出入口・制御見直しなど即効策を提案。
  • 関口
    • 平和・人権・差別撤廃の教育と行政運営。医療・福祉の統廃合に反対、軍事イベントへの公的関与に批判的。
    • 「苦手の矯正より得意を伸ばす教育」を主張。

3) 主要論点

  • 争点=現職・福田市政(3期12年)の評価
    • 野末:開発優先と民営化で市民サービスが低下、人口増に人員・公共施設が追いつかず。ヘイトスピーチ罰則条例は評価。
    • 宮部:情報公開・評価は前進も、個別案件での“しがらみ”疑念。刷新のため交代が有効との含意。
    • 國谷:善し悪しを部分評価。8年で結果という自己縛りで臨む。
    • 関口:医療・福祉はお金の議論より人間の尊厳を優先。
  • 若者・就労・定住
    • 「再分配で家計直撃を和らげる(野末)」 vs 「稼ぐ基盤整備で雇用・賃金を底上げ(國谷・宮部)」。
    • 双方とも**根拠と検証(評価)**の必要性は共有。
  • 子ども・子育て
    • 医療費18歳まで無償化:野末は強く推進(初期増→長期抑制・安心感効果)。宮部はデータで段階設計を主張。國谷はデジタル化で申請負担軽減
    • 給食無償化/保育料引下げ/アフォーダブル住宅(国・民・金の連携ファンド)など、家計支援策が並ぶ。
    • 教員不足(年度当初未配置123人):野末は非正規依存の見直しと安定配置を明言。
  • 交通安全(南武線ワンマン・踏切)
    • 野末=中止・車掌復帰/駅常駐
    • 宮部=暫定の即効策+恒久計画の前倒し(自由通路化や臨時改札等)。
    • 國谷=2010年の駅自由通路化計画を実行し、完了まで暫定措置を並行。

4) 選挙戦の動き

  • 國谷:全区で朝夕・週末街宣、SNSで告知
  • 野末:駅・商店前で計画的展開、SNS中心に周知
  • 宮部:市内250地点を巡回、GPS公開+ライブ配信で可視化。
  • 関口:基本1人運営、まず初日計画を公表

5) まとめ(今回の討論の“位置”)

  • 6氏の構図が明確化。現職・福田市政の12年評価を軸に、
    • 生活直結の再配分と公共回復(野末)
    • 産業・起業で稼ぐ基盤整備(國谷・宮部)
    • 人権と平和の価値基盤(関口)
      が競合。
  • 子ども医療費・給食・保育・住宅・教員不足は有権者の実感に直結。
  • 南武線の安全対策はスタンスが割れつつも、「危険緩和の即効策+恒久対策の実行」という収れん点が見えた。
  • 有権者は「財源の優先順位」「効果検証と持続可能性」「暮らしの安心(医療・教育・移動)」を軸に比較できる内容となった。

JC主催の候補者討論会もありました。

こちらの要約は以下リンクをご参照ください。

自己紹介

A 野末明美
医療・福祉の現場(療法士)/子育て当事者。給食無償化・医療費助成・見守り活動など「生活者目線の安心」を強調。

B 関口実
障害特性への自己開示と反戦・反暴力の価値観を明確化。差別のない社会と人権尊重を軸に据える。

C 福田紀彦
人口・税収・交通などの市政運営の実績と課題を俯瞰。臨海部の転換、カーボンニュートラル、広域交通を含む長期整合的なまち運営を強調。

F 山田瑛理
地域・学生期からの政治関心と現場経験を説明。若者が挑戦できる環境づくりへの意欲を表明。

E 国谷涼太
25歳。地元校出身、大学で行政・政治を学び実務にも関与。若年世代の視点で行政の透明化・対話とデータ活用(AI等)を訴える。

D 宮部龍彦
プログラマ。ITと人権課題の活動歴を紹介。現場感覚と技術に基づく実務的な改善を掲げる。

テーマ①:街づくり計画

全体の共通トーン

大規模開発の是非と生活者起点の都市整備のバランス。

交通(道路・鉄道・LRT等)と防災・水害対策、臨海部の再編、情報公開と合意形成のあり方。

B 関口実

工業公害の歴史に触れ、環境・労働・住民の権利を守る開発を主張。被害者や弱者に寄り添う都市運営を強調。

C 福田紀彦

交通渋滞や鉄道ネットワーク、臨海部の構造転換脱炭素を一体で推進。世代間でツケを回さぬ計画的な整備を明言。

F 山田瑛理

日常の質」を上げる発想。通学路の安全、バリアフリー、公園などの身近な基盤の底上げを起点に。

E 国谷涼太

人口減少を見据えた長期計画。AIや可視化で市民に分かりやすい情報提供、双方向の合意形成プロセスを整える。

D 宮部龍彦

危険箇所(交差点等)のピンポイント改善を最優先。大規模再開発は早期段階からの情報公開・ローリング更新と、第三者評価での優先順位付けを提案。

A 野末明美

生活基盤優先・緑の拡大。超高層計画には風害・日影・避難リスクなどの懸念。2019年台風等を踏まえ、複合的な水害対策を強化。

テーマ②:教育

全体の共通トーン

先生の業務過多人員不足、学校と地域の役割分担、そして子どもが挑戦できる環境

C 福田紀彦

わかる授業」で定量的学力の底上げ産業界との連携や理数・実務教育を強め、地域の魅力に。

F 山田瑛理

家庭状況による機会格差を縮小。校則は子どもと共につくる/見直す。先生が生徒と向き合えるよう事務の外部化や役割再設計。

E 国谷涼太

欠席連絡等のコールセンター外部化、部活動・スクールガード等の地域移行の設計民間経験者の登用。地域・郷土・国家を知るシビック教育も。

D 宮部龍彦

専門・実業教育の強化。社会教育での政治的中立性を重視(偏りがある教材・企画は見直し)。民族教育の位置づけも再検討主張。

A 野末明美

教員不足が深刻。臨任での穴埋め頼みを改め、正規配置の拡充働きやすい職場づくりを。保護者・子どもの声を反映。

B 関口実

平和教育と過去の過ちの学び直しを強調。いじめ問題にも言及(具体策は簡潔)。

テーマ③:少子化・子育て

全体の共通トーン

結婚・出産・子育てを自己責任にしない社会。経済負担・情報不足・頼れる仕組みの解消。

F 山田瑛理

若者・子育て世帯の見守り支援の届き方をシステム化。定期接点の仕掛けや市内資源へのスムーズな案内を構想。

E 国谷涼太

相談から支援までのワンストップ化、所得や年齢に応じた適切なサービス接続不安の早期拾い上げを重視。

D 宮部龍彦

パートナーシップ制度の柔軟活用(同性のみならず生活パートナー等へも)で同居・見守りの社会的承認を広げる提案。子どもに寛容な公共空間の運用も示唆。

A 野末明美

教育費や不妊治療の経済負担軽減(先進医療相当の支援にも言及)。給食無償化・保育料引下げ・医療費助成の拡充、子ども関連の人員増と処遇改善。

B 関口実

結婚至上主義の圧長時間労働を問題視。ジェンダー不平等を正し、誰もが生きやすい社会基盤を整備。

C 福田紀彦

子育て家庭への定期的な見守り接点(訪問等)と情報提供、医療体制の確保。若者支援を将来の地域力に接続。

会場質問①:スタートアップ支援

E 国谷涼太

既存の創業支援(窓口・金融・インキュベーション)を活かしつつ、行政課題×スタートアップ実証・実装の場を増やす。挑戦のハードルを下げる。

D 宮部龍彦

税(法人・固定資産)軽減や規制運用の柔軟化、市主催の常設ピッチ・出会いの場、空間の確保で初動を後押し。

A 野末明美

東京都の「トライアル発注制度」型の認定・実証・PR支援を市でも導入し、販路・信用付与を後押し。

B 関口実

利潤追求のみでない、地域や社会課題を解く起業(協同・公共志向)への支援を評価。

C 福田紀彦

インキュベーション拠点や資金・メンター・事業連携の仕組みを拡充。市内拠点のネットワーク化で成長の土台づくり。

F 山田瑛理

やり直しのライン(再挑戦機会)を制度化。学生×地域のハブや空き店舗活用など小さく始められる場を増やす。

会場質問②:20–40代の社会参加

D 宮部龍彦

若者の政治離れは、政治の若者離れ」。働く当事者の課題に真正面から応える政策で自然と参加が増える。

A 野末明美

参加の前提は時間と生活の余裕学費・生活支援、労働時間の是正で関わる余地を広げる。

B 関口実

集会・デモなど声を上げる文化の再生を提起(表現の自由・民主主義のエチケット)。

C 福田紀彦

子どもボランティア/子ども議会等で「声が形になる」経験を連鎖させる。パブコメ参加の普及・UI改善。

E 国谷涼太

市内イベント・募集を一元化するサイト見える化し、ワンクリック参加を可能に。専門性を活かす参加動線も。

F 山田瑛理

若い世代が支えられる側から支える側へ。身近な自分事の課題から関わりを始めることを後押し。

最終アピール

A 野末明美
財政力を市民生活へ直接振り向ける(給食無償化、医療・保育、特養や市営住宅の拡充、公共施設の充実)。大規模再開発から生活基盤への転換、緑と防災を強化。

B 関口実
反戦・反暴力、人権・労働・市民運動の連帯。まずは防災の底上げ。分断を越えて連帯して声を上げる重要性を訴え。

C 福田紀彦
若者が挑戦し大人も挑戦を続けるまち。健康・安全をテクノロジーで底上げし、交通・基盤整備を推進。健康寿命日本一を目指す

F 山田瑛理
若者に選ばれるまちへ。コワーキングや実証フィールドなど挑戦のインフラを整備し、未来産業の芽を育てる。

E 国谷涼太
財政の見える化と住民参加で、「人口が減っても回る」持続可能な基盤を今のうちに用意。データ×対話で政策の納得感を高める。

D 宮部龍彦
事業は目的達成度で徹底評価し、無駄を削減。危険箇所の即時改善と、情報公開の徹底で信頼される市政へ。

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