新年あけましておめでとうございます。
今年もこのブログをよろしくお願いいたします。
2026年は大変な年になりそうだ、という記事を紹介します。
年末のBBCの記事。
BBCニュース – 40以上の戦争を取材してきた、しかし2025年のような年は見たことがない――シンプソンBBC世界情勢編集長https://t.co/jcdQwwdh0P
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) December 29, 2025
要約は以下の通り。
BBCのジョン・シンプソン世界情勢編集長による、2025年の振り返りと2026年に向けた展望に関する記事の要約です。
シンプソン氏は、60年にわたる記者生活と40以上の戦争取材経験を踏まえ、**「2025年はかつてないほど地政学的に危機的な年だった」**と警鐘を鳴らしています。
1. 2025年の主要な紛争と地政学的変化
ウクライナ戦争の深刻化: 単なる局地戦を超え、世界大戦へエスカレートする懸念が強まっています。ロシアはインフラ破壊やサイバー攻撃、暗殺などを通じてNATO諸国を揺さぶり続けています。
中東とスーダン: ガザではトランプ大統領の仲介で死者は減少したものの、根本解決には至っていません。スーダン内戦は深刻な人道危機(15万人以上の死者)にありますが、他の紛争の影に隠れています。
アメリカの孤立主義: トランプ政権下で米国が欧州防衛から手を引く兆候を見せており、第2次世界大戦以降の戦略体制が崩壊しつつあります。
2. 2026年への展望とリスク
プーチンの野望: 米国の関心が欧州から離れる中、プーチン大統領は勢力圏の回復に向け、さらに強硬な姿勢を取る可能性があります。ウクライナが不利な和平条件を強行されるリスクも高まっています。
中国の動向: 習近平国家主席は国内の不満や体制への不安(天安門事件の教訓)を抱えつつ、2027年に向けた台湾掌握の準備を戦略的に進めています。
3. 「新しい第3次世界大戦」の形
シンプソン氏は、現代における第3次世界大戦は「核兵器の応酬」ではなく、**「外交・軍事的駆け引きの末に専制政治が勝利し、西側の同盟が崩壊するプロセス」**であると定義しています。
結論:
2026年は、欧州の安全保障、ウクライナの存続、そして米国の国際的な役割が根本から問われる、暗い見通しに満ちた重要な年になると予測されています。
細谷雄一さんのnote記事を紹介します。
新年を迎えることになる2025年の大晦日の今日、noteに新しいブログの投稿を掲載しました。ご覧頂ければ幸いです。◾️われわれは第三次世界大戦を目撃することになるのか?|細谷雄一|国際政治学者 @Yuichi_Hosoya https://t.co/VpmEa5kG7P
— Yuichi Hosoya 細谷雄一 (@Yuichi_Hosoya) December 31, 2025
要約は以下の通り。
国際政治学者の細谷雄一氏による、2025年の振り返りと2026年に向けた展望についての論評です。要点を簡潔にまとめます。
1. 2025年の総括:既存秩序の崩壊
トランプ政権の成立: 2025年1月の発足により、それまでの国際政治の前提や日米同盟の安定性が大きく揺らぎました。
対米依存からの脱却: 日本が「自らの足で立ち、自らの頭で考える」安全保障へ移行する契機となりましたが、不透明な米国情勢と日本の防衛力不足という厳しい現実に直面しています。
2. 2026年の課題:戦略の再構築
安全保障3文書の改訂: 2026年度に予定される文書改訂は、日本の将来を決める極めて重要なものになります。
複雑な対米・対中情勢への対応: 米国内の「ディール派(大統領)」「対中強硬派」「孤立主義(MAGA)派」の混在や、流動化するグローバルなパワー・バランスを冷静に分析する必要があります。
3. 「第三次世界大戦」の回避に向けて
歴史的視点の重要性: 1930〜40年代に国際秩序を破壊した過去を教訓に、日本は単なる傍観者ではなく、平和と安定の回復に寄与する主体であるべきだと説いています。
知性と賢明さによる平和: 2026年が「第三次世界大戦」の目撃となるか、平和への回復となるかは、冷戦後30年の失敗を直視し、賢明な外交・安全保障戦略を構築できるかにかかっています。
一言で言えば:
「トランプ政権による秩序の変化を受け、日本は対米依存を脱して自立した安全保障戦略を確立し、第三次世界大戦を回避するための積極的な役割を果たすべきだ」という提言です。
これらを取り上げたSAKISIRU新田哲史さんの動画を紹介します。
https://youtu.be/rY3OxU2A4MQ?si=MuKvd3ivvAtE2I4O
要約は以下の通り。
ご提示いただいた動画スクリプトの要約です。
この動画は、ニュースサイト「SAKISIRU(サキシル)」の編集長・新田哲史氏が、2025年末の配信で**「2026年が歴史的な危機の年になる可能性」**について、2つの重要な論考を引用しながら警鐘を鳴らしたものです。
1. BBCジョン・シンプソン氏の警告
「2025年のような年は見たことがない」: 50年以上のキャリアを持ち、40以上の戦争を取材してきた大ベテラン記者が、現在の地政学的状況に強い危機感を表明しています。
第三次世界大戦の新しい形: 多くの人が想像する「核兵器の撃ち合い」ではなく、外交・軍事的な駆け引きの積み重ねによって**「専制政治が勝利し、西側同盟が分裂していくプロセス」**こそが、すでに始まっている第三次世界大戦の正体であると指摘しています。
2. 国際政治学者・細谷雄一氏の呼応
「2026年は運命の分岐点」: 細谷教授もシンプソン氏の論考に触発され、2026年が「世界が平和を回復するか、あるいは大戦へ突き進むか」の極めて重要な分水嶺になると述べています。
日本の安全保障への危機感: アメリカの孤立主義やトランプ政権の動向を踏まえ、日本も「自分の頭で考える安全保障」への転換を迫られていると説いています。
3. 動画主(新田氏)による独自の視点
「眠たい日本メディア」への批判: 日本の主要メディアや政治議論が、世界のリアルな戦争の緊張感から乖離していることを危惧しています。
2026年の重み: 中国が台湾統一の目標として掲げる「2027年」を翌年に控えた2026年は、緊張が極限に達する可能性があるとしています。
結論: 平和な時期だからこそ可能だった「内政や選挙の政局話」で終始するのではなく、世界情勢と連動した厳しい現実を直視し、緊張感を持って2026年を迎えるべきだと締めくくっています。
要約の一言:
「2026年は、従来のような物理的な衝突だけでなく、外交の敗北や同盟の崩壊という形での『新しい第三次世界大戦』の入り口になる可能性があり、日本もその緊張感の中にいる」という内容です。
新しい第三次世界大戦、という言葉に注目です。
民主主義は闘って守るもの、という意識をもって今年も頑張っていきたいと思います。