今回は私が時々出演させていただいているインターネット番組、ニッポンジャーナルから。
中国による海底ケーブル切断について。
中国が狙う海底ケーブル 脅かされる情報安全
―台湾で被害、日本政府は支援強化https://t.co/R3IngMsqza
中国は情報世界においても覇権を握ろうと動きだし、台湾周辺海域においては、事故を装って故意に海底ケーブルを切断するなど、台湾の孤立化を狙う手法で揺さぶりを掛けている。— 世界日報 (@TheSekainippo) May 6, 2026
海底通信ケーブルや電線を切断できるコンパクトな深海用切断装置を開発した中国。香港紙は“このような装置の保有を公式に明らかにしたのは中国が初。世界の海洋勢力図が塗り替わる可能性がある”と。は?なぜそんなものが必要?そもそもこれは自慢するもの?あり得ない犯罪国家https://t.co/RZxDWfgT6j pic.twitter.com/0vSfSX7esI
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) March 27, 2025
中国の大学「海底ケーブル切断装置」を特許出願 台湾周辺で損傷も日本政府は見解避けるhttps://t.co/IKmvk2b1Bg
台湾周辺やバルト海では海底ケーブルの損傷が相次ぎ、中国船などの関与が疑われている。日本の通信インフラに関わる事態だが、政府は見解を回答できないとしている。
— 産経ニュース (@Sankei_news) February 19, 2025
中国が海底ケーブル切断装置開発 深海で作業可 「重要なネットワーク混乱させる」https://t.co/zsFskzl5sv
世界で最も強固な海底通信線や電力線を切断できる小型の海底ケーブル切断装置を開発
同紙は「重要な海底ネットワークを混乱させる可能性のある資産を公開した初のケースとなった」と指摘
— 産経ニュース (@Sankei_news) March 25, 2025
石垣市防災危機管理課からの情報です。
現在、沖縄本島と八重山をつなぐ2系統の海底電話ケーブルのうち宮古島ルートが通信障害により切断されており、与那国島ルートのみの運用となっています。
万が一、与那国島ルートに障害が発生した場合、八重山全域の電話回線が不通となるおそれがあります。— 中山よしたか(石垣市長) (@yoshitaka_ISG) November 2, 2022
中国政府は太平洋、インド洋、北極海に渡る大規模な海底地図作成、および監視活動を実施しており、米国と同盟国に対する潜水艦戦を行う上で極めて重要になる海洋状況に関する詳細なデータを構築しています。https://t.co/SCA67kvXaX… pic.twitter.com/MwPTYW1uGr
— mei (@2022meimei3) March 25, 2026
中国政府は太平洋、インド洋、北極海に渡る大規模な海底地図作成、および監視活動を実施しており、米国と同盟国に対する潜水艦戦を行う上で極めて重要になる海洋状況に関する詳細なデータを構築しています。
https://reuters.com/investigations/china-is-mapping-ocean-floor-it-prepares-submarine-warfare-with-us-2026-03-24/海底地形の正確な把握は、世界中の通信を支える海底ケーブルの位置特定にも繋がりますが、台湾有事などの際、これらのインフラを正確に切断・盗聴する為の「作業用マップ」として転用されるリスクが。
日本近海も相当マッピングされていると思われます。
2024年後半、調査船「東方紅3号」は中国の港を出港し、日本の東海岸沿いに設置された高性能海洋センサー群の点検に向かっていますが、これらは軍事用途の為のツールだとReutersの調査結果を検証した9人の海軍専門家。
🔻図のオレンジ色の線は、2020年5月から2025年12月までの中国調査船の航路を示しています。
ご提示いただいた動画(小泉悠氏と井上和彦氏による解説)のポイントをかみくだいて羅列します。
大きく分けて「海底ケーブルを巡る新たな脅威(シーベッド・ウォーフェア)」と、「ウクライナでの地雷除去支援と日本の課題」の2つのテーマが語られています。
1. 海底ケーブル攻撃と新たな「シーベッド・ウォーフェア(海底戦)」
「シーベッド・ウォーフェア」という新概念
中国による「闇バイト的」なグレーゾーン攻撃
守る側のジレンマと日本の遅れ
2. 日本の「武器輸出」を巡る言葉遊びへの批判
現実と乖離した日本のルール
「非武器」「非殺傷」という言葉遊び
3. ウクライナにおける地雷除去とAIドローン(日本の貢献可能性)
過酷な前線の地雷地帯
AIドローンを活用した地雷除去実験
日本が誇るべき人道協力
今回の番組で小泉氏や井上氏が指摘されている通り、現代の安全保障は宇宙やサイバー空間のみならず、我々の目に見えない「海の底」にまで急速に拡大しています。四方を海に囲まれ、通信や物資のほぼ全てを海洋インフラに依存する我が国にとって、海底ケーブルの防衛(シーベッド・ウォーフェア)は一刻の猶予も許されないクリティカルな課題です。
また、防衛協力を巡る「言葉遊び」のような形式主義から脱却し、ルールを現実的なものへと見直していくことも急務です。同時に、地雷除去のような日本が強みを持つ人道的な技術支援については、憲法や従来の枠組みに縛られすぎることなく、国際社会へ大々的に貢献していくべきだと強く感じます。