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オーストラリアは反中→媚中へと転換⁉

今回は、普段から政策面で大変参考にさせていただいている救国シンクタンクメルマガから少し抜粋します。

上海で行われた中国輸入博覧会の話題です。

2023/11/05 #中国 #上海
中国・上海で5日から、海外からの投資を呼び込むための、政府主催の国際輸入博覧会が始まりました。開会式では李強首相が博覧会の5年間の成果を強調し、外国企業に中国へさらなる投資を呼びかけました。
李強首相「この5年で中国の商品輸入は47%増えた。我々は市場へのチャンスを一層開放していく」
今年は154の国と地域から3,400を超える企業が参加。日本からは国別では最多となる350社が出展しています。10日までの日程で、各企業のブースではPRイベントなどが予定されていて、中国に向けた売り込みが行われます。

以下、今回の本題部分です。

この投稿で興味をもち、全文を読みたいという方は是非とも救国シンクタンクの会員登録を‼

◆◆救国シンクタンクメールマガジン 23/11/09号◆◆

戦略科学者、自称「マッドサイエンティスト」の中川です。
第6回中国国際輸入博覧会(11月5日から10日まで上海で開催)の機会を利用した習近平外交の首脳外交連続コンボが渋いです。
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2023-11/07/content_116799881.htm
旧共産圏の腐れ縁キューバ
チャイナから贈られた饅頭を中毒性があってヤバいと思いつつも食べ続けるセルビア
いつも北京に忠誠を誓い北京のアフリカ遠方地戦略を任せられている
BRICS大名の南ア
そして、過去数年間に渡って罵りあい泥を投げつけ合うサイレントインベージョン犬猿の仲だったのに半年ほど前から北京経済友好に時速130キロで急旋回突入するオーストラリア
と見どころが沢山ありました。
特にオーストラリアのアルバニージー首相の笑顔写真は、習近平の数倍レベルの破顔でありまして、AUKUS、QUAD、ブルードット・ネットワークといった
「反中」フレームを信頼していた皆さんの期待を大きく裏切る感じがなんとも複雑な味わいを提供します。

オーストラリアの中国に対するスタンスはつかみどころがない、といった感じのようです。G7各国から見たら、日本の中国に対するスタンスも同様なのかもしれません。

セルビアの位置を一応確認しておきます。

さて、AUKUS、QUAD、ブルードット・ネットワークといった単語が出てきたのでここで内容をチェックしておきます。

AUKUSとは? 米英豪の対中国軍事パートナーシップの背景と課題(日経ビジネス)

AUKUS(オーカス)は、2021年9月にオーストラリア(Australia)、英国(United Kingdom)、米国(United States)の3カ国によって発足合意に至った軍事・安全保障上の同盟の枠組みである。太平洋を中心とする海域の軍事的主導権を握る対中国戦略の枠組みともされる。

【簡単解説】日米豪印クアッド(QUAD)を理解する3つのポイント

クアッドとは英語では4つを意味しますが、国際ニュースで報道されるクアッド=QUADとは、「Quadrilateral Security Dialogue」の略語で、日本語では「日米豪印戦略対話 / 4ヵ国安全保障対話」と呼ばれており、日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4カ国で構成される多国間枠組みを指します。2006年当時の日本の首相であった安倍晋三氏が提唱しました。

OECDとグローバルエグゼクティブ、良質なインフラ投資のための認証を開発するブルードットネットワークで協力

OECDー パリ、2021年6月7日

OECDと米国、オーストラリア、日本の各国政府は、ブルー・ドット・ネットワーク(Blue Dot Network)という認証プロセスの開発についての協議を開始しました。

ブルー・ドット・ネットワークは、市場主導の透明性が高く持続可能なインフラ・プロジェクトについて世界的に認められたシンボルを確立することで、世界的なインフラ投資格差を埋める一助となることを目指しています。

この目標を達成するために、ブルー・ドット・ネットワークは、民間部門に焦点を当て政府の支援を受けたインフラ・プロジェクトのための自発的な認証制度を確立することで、良質なインフラへの投資を支援、誘致しようとしています。

引き続き、救国シンクタンクのレポートにはお世話になって今後の政策立案に生かしていきます。

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