今回はモルドバを取り上げます。
本日、(一社)ワイン・オブ・モルドバ・ジャパン設立記念レセプションに参加させていただきました。
モルドバの美味しいワインを堪能しました。
ウクライナと国境を接する国として困難な状況ですが、乗り越えられることを期待しています。
ドゥミトル・ソコラン駐日大使との記念写真です。 https://t.co/ldYQYXh9mg pic.twitter.com/F6VLmM3GcW
— 浜田 聡 参議院議員 WBPC問題調査中 💉💉💉 YouTubeやブログは毎日発信 (@satoshi_hamada) March 29, 2024
2024年2月29日(約10か月前)の報道を紹介します。
2024/02/29
ウクライナの隣国、モルドバの親ロシア派が実効支配する地域の議員が、欧米派のモルドバ政府からの圧力が高まっているとして、ロシア議会に保護を求めました。「沿ドニエストル共和国」はウクライナ南西部と国境を接するモルドバ東部の親ロシア派が実効支配している地域です。
ロシア国籍を持つ22万人以上が住んでいるとされ、ロシア軍の平和維持部隊も駐留しています。
ロイター通信などによりますと、28日「沿ドニエストル共和国」で2006年以来となる大規模な議会が開かれ、欧米派のモルドバ政府から「社会的、経済的に圧力を受けている」として、ロシア議会に対し、「保護」を求める決議が採択されました。
事前の報道で指摘されていたロシアへの「編入」を求める決議には至らず、「保護」を求める形となりました。
モルドバ政府の高官は決議について「プロパガンダだ」などと非難しています。
そして、今回はモルドバの親露地域(沿ドニエストル地域)で暖房が止まったとのことです。
ロシアがガス供給止めて親ロ派地域で暖房停止 モルドバへの圧力裏目 https://t.co/6AMIFd8xAe
ロシアが1日、旧ソ連構成国のモルドバへの天然ガス供給を停止したところ、同国内で親ロシア系住民の分離独立派が支配する「沿ドニエストル」地域の住宅で暖房が止まる事態になった。
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) January 1, 2025
この件に関する某ブログ記事を共有します。
戦略のない、一ヶ月先すら考えない無能政権(パチンコ屋の倒産を応援するブログ)
モルドバの支配地域には親露派の沿ドニエストル共和国が作られています。
国家承認されていませんが、ロシアがここに天然ガスを実質無償で供給することで
この沿ドニを存続させている形になります。そしてロシアはモルドバ政府にこの沿ドニエストル共和国に供給している膨大なガス料金を
モルドバ政府に請求しています。モルドバ政府はこれを払う理由がありません。
そこでこの支払いを名目にモルドバ政府に圧力をかけようと
「払わないのならガス供給を止める」
と止めてしまった形です。一方でモルドバ政府はルーマニアからガス供給を受けて問題を回避し、
沿ドニの住民がガス供給停止による影響をもろに受ける形になり、
ロシアにとっては作戦が裏目に出て大失敗となっている状態と言えます。こうなるとモルドバは脱ロシアをさらに加速させていくことになるのだろうと思います。
天然ガス供給で生殺与奪を握ったからと
調子に乗って圧力外交に出たらもろに裏目に出たロシア。貧すれば鈍するとは言いますが、
ウクライナ侵略戦争を失敗したと認めるわけにはいかず、
泥沼の消耗戦を続けている状態です。ロシアは伝統的に約束を守らない火事場泥棒の国です。
ですので日本が自衛隊を北方領土近くに展開させて演習させれば、
それだけで「俺たちなら必ず火事場泥棒する」と考えて
ロシアは勝手にプレッシャーに感じると思います。弱っているところをさらに神経をすり減らさせてやる方が
よほどに日本にとってプラスな条件を取りやすくなるんじゃないでしょうか?
北方領土をロシアに不法占拠されている日本としては、チャンスを伺う時期になっていると考えるべきではないでしょうか?
参考までに、ウクライナ人のボグダン・パルホメンコさんの動画を共有します。
コメント
沿ドニエストル共和国 Transnistria
まず気になったのは気候です。
「夏は暖かく、冬は雪が降り、とても寒い」
しかし、代替燃料で耐えられないことはないと思います。お正月に供給を止めるとは悲しい決断をするものです。
“To keep the room warm, seal the cracks in the windows and balcony doors, hang blankets or thick curtains over them. Place all family members in one room, temporarily closing the rest of the rooms,” the company told customers.
涙ぐましいです。
沿ドニエストル共和国については現在もあまり知りませんが、侵攻からあまり間もないころのテレ東のワタルさんのリポートで少しだけ知ったように思います。
数年前にまとめられた心温かいページでは。明らかに親ロシア派です。しかも殆どの旧ソ連国とは少し違い民族問題一辺倒ではないと書かれています。いまも旧跡が残る豊かな地域のようです。望むなら、文化や文化財を残し緩く進んでもらうことには共感できます。
「沿ドニエステル独立の原因は、民族的な対立というより体制のあり方をめぐる対立で、ルーマニアと接近し欧米式の改革をしようというモルドバ側に対して、沿ドニエステルではロシアとの密接な関係を続けて旧来の体制を維持しようと指向した。」
ゼレンスキー大統領はヨーロッパ人として言います。
Ukrainian President Volodymyr Zelenskiy on Wednesday described the end of gas transit as “one of Moscow’s biggest defeats”. He said it was now Europe’s “joint task” to support Moldova “in this period of energy transformation”
個人的には少し不思議な気分です。ロシア軍の駐留地域でした。完全に覇権を失い、国力と求心力は低下しました。反感を覚える人たちもいない訳でなさそうです。
「モルドバの国営ガス会社は、同地域が欧州各国からガスを輸入できるように支援する意向を示したが、市場価格での購入を条件としている。同地域はこれまで事実上、ロシアから無償でガスを輸入してきたとされる。(読売新聞)」ボグダンさんも話していました。
この件に関しては世界中で同じかもしれませんが、日本の新聞社も翻訳する以上のことはできないようです。下記おまけ。
Besides the end of the gas transit deal between Moscow and Kyiv, there is also an issue with unpaid Russian gas deliveries to Moldova, which Gazprom cited as the reason for a planned suspension of deliveries to the former Soviet republic beginning on January 1. According to a former Moldovan energy minister, Moldova does not owe Gazprom any money because, since 2022, Russia has been exporting gas only to Transnistria.
Transnistria Starts Cutting Gas Supply as Ukraine Deal Expires
By Charles Kennedy – Dec 30, 2024
ロシア人ばかりが住民で、他の大国からも交渉に邪魔が入る北方領土については、拉致問題とは少し違う見方をしています。(テロリズムとは違い、武力の無効さは、全ての軍事大国は許すことができないからです。)
少なくともプーチンさんも、日本の憲法の一部条文について知り尽くしているでしょう。
日本が北方領土の展開したときに、大陸がどのように出てくるかを日本政府が計算することが大切です。もちろん何もしないのは更に舐められます。毎日、毎日、ルーティンとして尖閣諸島に来ていますから。それも同じくオイルのためです。
以前ショッキングだった記事を探して見つかりました。
モルドバがロシアの次の標的に、ウクライナ陥落なら=独外相 2024年9月18日 Reuters
この発言が一番良く国の状況を表しています。
モルドバや沿ドニエストル共和国 Transnistria のことはほとんど知らないので。これを機会に少しだけ調べてみました。ほんのそれだけで心は近くなりました。このような地に行くのはともかく、映像などを見るのは、より楽しみになり遠いふるさとのように大切に感じられそうです。
どのような圧力なら可能で、どうすれば危機感を感じてもらいながら、少しでも平和にロシアの長年の行為を歴史的事実として罰することができるか。これを達成したならば、無理な侵攻や占領が損をすると世界中に示すことができるかもしれません。
北方領土は、武力奪還は法的に無理ですが、それでも考えなけらばならないのは均衡の中でのやられっぱなしには決してなるものではないという巍然とした態度の示し方でしょうか。戦争をすることも難しい大変な事態ですが、それを避けて本当の意味で取り戻すことの難しさを日々感じています。
浜田先生、日々をエンジョイしていますか?
なんか、窮屈でつまんない記事だなと思いました。
書いていて、楽しかったですか?
私は、読んでいて楽しくなかったです。
デリケートな話題なので、
慎重に綴るのは大事ですが、なんか、確かに必要な知識や情報共有が過不足なく
まとまっているなとは思いますが、NHK党の浜田聡議員が綴る必要性や
オリジナリティーが一切なくて、こんな知識さえあれば誰でも書ける記事を書いて
何が楽しいのかなと思いました。NHK党の良さは「自由に楽しく」だと思いますよ。
このような記事を書き発信しているから、WILL HANADA 虎ノ門ニュース ニッポンジャーナルに招かれます。
あさ8氏
アナタのコメントは、大変不愉快です。
私に関わらないでください。