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NHKから国民を守る党の選挙戦略

前々回、前回の記事で、NHKから国民を守る党 について書いてきました。

NHKから国民を守る党は面白い
NHKから国民を守る党は面白い その2

今回はその選挙戦略の紹介です。

党代表の立花孝志氏がYouTube上で選挙戦略について何度か動画をアップしていました。その動画の紹介をしたいところなのですが、2018年6月に、この立花孝志氏のYouTubeチャンネルがペナルティーによりチャンネル閉鎖に追い込まれてしまい、以前の動画がネット上から消えてしまいました…。

ただ、他の方がチャンネル閉鎖前の動画の一部をアップしているようなので、その動画↓を紹介します。

動画内のホワイトボードに次のように書いてあります。

☆選挙で勝つには

1.当選しやすい市から立候補する。
2.長期間体を使う。
3.たくさんのお金を使う。
4.ネットで有名
5.カッコイイ、美人
6.弁護士などの資格

各項目の詳細に興味のある人は動画を見ていただければと思います。

個人的には1.については初めて話を聞いた時は驚きました。地方議員の選挙と言えば、自分が生まれ育ったり、長く住んでいたりで愛着のある地で立候補するもの、という先入観を私は持っていたので、1.当選しやすい市から立候補する、というのは新鮮でした。

当選しやすい、というのは分かりやすく言えば定数の多いところです。

全国・全地域の議員定数番付 ※←のランキングで、都道府県議会や政令指定都市の議会は、その中で区分けがあるので、それぞれの区域内での定数は、区分けされた分、少なくなります。

単独選挙区内で最も定数の多いのは次の市区町村議会です。

船橋市(千葉県)
大田区(東京都)
世田谷区(東京都)
練馬区(東京都)

これらの議会はいずれも定数が50です。いずれも人口が多いからと言うのはありますが、50人も議員さんがいるわけです。動画内で言及がありましたが、「200人に1人が投票してくれれば通る」とのことです。

NHKから国民を守る党は、その党名からも特徴が際立つので、200人に1人以上の得票は得やすいわけです。つまりそういう選挙区では当選しやすいということです。

ちなみに、倉敷市議会は定数が43で、なかなか大きいと思います。

また、岡山市は政令指定都市であり、岡山市内で選挙区が4つ(北区・中区・南区・東区)に分かれます。岡山市議会の定数の総数では46ですが、単独選挙区では北区の20が定数の最大となります。

2019年 岡山市議会議員選挙の競争率が…

他の政令指定都市も同様にその市内で区ごとに選挙区が分かれるので、単独選挙区としては定数が少な目になります。

このように、NHKから国民を守る党が、当選しやすいところを狙って落下傘の候補を次々と擁立して当選者を増やしていくやり方については賛否両論はあるでしょう。ただ、私はそれがルールの範囲内であるので全く問題ないと思っています。

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