今回は減税TVの動画から。
内容は以下の通り。
一言でいうと、動画の話し手は「国民民主党のプランは、一見お得に見えるけれど、中身が複雑すぎて将来だまされる(結果的に損をする)可能性が高いから最悪だ」と怒っています。
できるだけ専門用語を使わずに、3つのポイントに分けてかみ砕きますね。
1. 「6万円もらえる」の仕組み
国民民主党が「一律6万円分の負担を減らします」という計画を出しました。
税金をたくさん払っている人は、住民税が6万円安くなります。
税金が安くなっても余ってしまう人(低所得で住民税が3万円だけの人など)には、残りの3万円を「社会保険料を返す」という形でお金が戻ってきます。
動画では、「負担を減らそう」という優しい気持ち(問題意識)そのものは「正しい」と褒めています。
2. なぜ「最悪」と怒っているのか?
理由は、やり方が「わざわざ複雑すぎるパズルにしているから」です。
社会保険料を高くする「言い訳」を残している
本当に現役世代を助けたいなら、毎月お給料から引かれる社会保険料の「%(料率)」を直接下げればいいはずです。なのに、わざわざ「1回全額取ってから、あとで一部を返す(還付)」という面倒な形にしています。これだと、将来国が「じゃあ、社会保険料の%をさらに上げちゃおう」と、こっそり値上げするスキを残すことになります。
他の減税(消費税や所得税の引き下げ)ができなくなる
この「6万円をみんなに配る・返す」ための元手(財源)は、いま物価高などで国に多く入ってきている消費税や所得税などのお金です。もしこの制度を作ってしまうと、将来国から「あの6万円の仕組みを維持しなきゃいけないから、消費税は下げられません」と言い訳される未来が目に見えている、と警告しています。
役人しか分からないブラックボックスになる
「国税」「地方の税金」「社会保険料」「減税」「増税」「控除」「還付」……これらを全部ごちゃ混ぜにしています。こんなに複雑にすると、一般の私たちや政治家にはもう何が何だか分からなくなり、結局は国の官僚(役人)の思い通りにコントロールされてしまう、という点に一番危機感を持っています。
結論:何が言いたいの?
動画の結論はシンプルです。
「税金や社会保険料は、シンプルに『〇〇税を〇%下げます!』とダイレクトにやるべき。複雑な制度を作ろうとする政治家は、あとで国民をだましやすくなるから、絶対に騙されてはいけない」
ということ。一瞬「お金が戻ってきてラッキー」と思わせる裏に、将来の増税や言い訳の罠が隠されている、という解説でした。
制度を複雑にすることへの問題意識が欠けているのであれば大きな問題でしょう。
>所得税・住民税を払っていない人には恩恵が及びません
税金を払っていない人に減税の恩恵が及ばないのは当たり前。そこに恩恵を及ぼそうとするから制度が無駄に複雑になる。
簡素に減税してくれたらハンバーガーだろうがダブルチーズバーガーだろうがチキンタツタだろうが好きな商品が買える。 https://t.co/5qJAOfKaDq
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) June 8, 2026
本来、税制や社会保険料の仕組みはシンプルであるべきです。混ぜれば混ぜるほどブラックボックス化し、減税ができない言い訳に利用される未来は、過去の歴史や官僚機構の性質を見ても火を見るより明らかです。
制度を複雑にすることへの問題意識を欠いた政策は、結果として納税者を欺き、将来世代にツケを回すことになりかねません。私はこれからも「納税者主権」の観点に基づき、国民にとって分かりやすく、かつダイレクトに負担を軽減できる、真の減税と行政改革を追求していきます。